宝塚には男が在籍していたことがある
宝塚といえば女性しか所属していない歌劇団であることは有名であり、所属している女性は「タカラジェンヌ」という愛称で呼ばれていますよね。
そんな宝塚歌劇団なのですが、実は一時期だけ男性が在籍していた時期があったって知っていましたか?
男性が宝塚歌劇団に在籍していた時期は終戦直後である1945年のことでした。
当時の宝塚歌劇団には「男子部」というものが存在していました。
主な役回りはコーラスであったり馬の脚の役であったり、俳優として出演するのではなく裏方仕事が多かったそうです。
しかし、宝塚歌劇団のファン層にはこの「男子部」は不評であって、「男子部」は冷ややかな目で見られていたそうです。
そして「男子部」については約8年で解散することとなりました。
今や女性だけの歌劇団として有名な宝塚歌劇団に、一時期だけでも男性が在籍していたっていうのはとても意外ですよね。
宝塚に女性しかいない理由
そもそも宝塚歌劇団にはなぜ女性しかいないのか不思議に思った事はありませんか?
しかも宝塚歌劇団で活動している女性は独身だけではならないなど不思議なルールが多いですよね。
これはもともと宝塚歌劇団が温泉施設の娯楽として、少女のみの出演者による「宝塚唱歌隊」として創設されたことが由来となっているのです。
「宝塚歌劇団」を創設したのは小林一三さんという人物であり、阪急電鉄の創始者でもありました。
宝塚沿線を開発する際に「宝塚唱歌隊」が誕生したわけですが、当時は清く正しい女性を育成するための花嫁養成学校のようなものだったそうです。
そのため、その頃の名残りで宝塚歌劇団は女性だけの歌劇団になっていったそうです。
以上が宝塚の雑学でした、いかがでしたか?
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