鉱物、岩石、宝石、鉱石の違い
石には「鉱物」「岩石」「宝石」「鉱石」というように様々な呼び方がありますよね。
これらの石の違いについて説明できる人ってほとんどいないと思います。
まずは「鉱物」の定義について解説します。
「鉱物」については「自然に生成されたもの」という条件があり、その中でも石の種類によって基本構造や成分が決まっているものの事を指します。
次に「岩石」の定義について解説にします。
岩石といえば大きな岩の塊を想像されるかもしれませんが、おおむねそのとおりであり、先ほど説明した鉱物が集まって一つの大きな岩となったのが「岩石」となります。
続いて「宝石」の定義について解説します。
「宝石」の定義については曖昧な部分が多いですが、基本的な条件は「鉱物」と一緒となっており、「鉱物」の中でも「美しい」「丈夫」「希少価値がある」という条件のものが「宝石」と呼ばれます。
最期に「鉱石」の定義についてです。
鉱石とは「工業の原料として使われる鉱物」という意味になります。
鉄の原料に使われる鉱石は「鉄鉱石」という呼び方がされるように、アクセサリーに使われるような「鉱物」については、「鉱石」とは呼びません。
ダイヤモンドよりも硬い石がある
世界で一番硬い石は何かと聞かれれば、だいたいの人がダイヤモンドを想像しますよね。
宝石としてアクセサリーに使われるほか、その硬さから研磨機にもよく使われる素材です。
しかし、世界一硬い石はダイヤモンドではないってことを知っていましたか?
硬い石の代表として名を連ねてきたダイヤモンドですが、実はダイヤモンドよりも硬い石は二つもあるのです。
世界一硬い石は「ウルツァイト窒化ホウ素」という聞きなれない石です。
構造自体はダイヤモンドとあまり変わりませんが、それに化学的な構造が加わって、硬くなっているようです。
そして二番目に硬い石は「ロンズデーライト」です。
ダイヤモンドも炭素からなる物質ですが、こちらも炭素の同素体であるグラファイトを含む隕石が衝突した際に生成される物質です。
これらに次いでダイヤモンドは三番目に硬い石となります。
これはあくまで地球上の話なので、もしかしたら宇宙にはもっと硬い石が山ほど存在しているのかもしれませんね。
以上が鉱物の雑学でした、いかがでしたか?
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