お彼岸はぼたもち?おはぎ?
お彼岸にお供えをして食べるものといえば「ぼたもち」や「おはぎ」を想像する人が多いかと思います。
しかし、お彼岸は春と秋に2回あるため、どちらで「ぼたもち」を食べて、どちらで「おはぎ」を食べるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そもそも「おはぎ」も「ぼたもち」ももち米を蒸して柔らかくしてあんこを包んだものであり、同じ食べ物のことなのです。
なぜ同じ食べ物なのにもかかわらずに名前が違うのかというと、お彼岸の季節に関係があります。
春は牡丹の季節であることから春のお彼岸には「牡丹餅=ぼたもち」をお供えし、萩の季節である秋のお彼岸には「お萩=おはぎ」をお供えすることになっているんですね。
ちなみに、お彼岸に「ぼたもち」や「おはぎ」を食べる理由は、古来より小豆は邪気を払うと言い伝えられていることと、もち米とあんこの2つを合わせることによって先祖と心を合わせるという意味合いが込められています。
彼岸花には毒がある
彼岸花についてはその鮮やかな赤色が血や地獄を連想させることから、別名「死人花(しびとばな)」や「地獄花(じごくばな)」と呼ばれています。
そして、その彼岸花の球根には毒が含まれているため、誤って食べてしまった場合には吐き気や下痢といった症状に見舞われて、最悪の場合は神経が麻痺を起して死んでしまうこともあるそうです。
そのため、モグラやネズミなどの害獣が田畑に近づかないように、田畑の周囲に彼岸花を植えることもあったそうです。
しかし、彼岸花を非常食として食べていた時期もあったそうです。
これは、球根に含まれている毒が水溶性であるため、水に長時間つけておくことによって毒抜きが出来るためなんですね。
昔の人は毒抜きをしてから彼岸花に含まれているでんぷんを団子の材料にして食べていたそうです。
以上がお彼岸の雑学でした、いかがでしたか?
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