路線バスが定員オーバーにならない理由
バス通勤やバス通学をしている人にとって混雑したバスは地獄のような時間ですよね。
無理やり人をぎゅうぎゅうに詰め込んで路線バスが走行している事も珍しくはないのですが、そもそもあまりの窮屈さに定員オーバーなのでは?と思ったこともあるかと思います。
しかし、実は路線バスが定員オーバーになることはないそうです。
路線バスの定員に関しては「サービス定員」という考え方が適用されているため、通常の運行に支障がない乗客数であれば座席に座らずに立っている人がいたとしても走行することが出来ます。
路線バスの「サービス定員」に関してはバスのサイズによっても多少は前後しますが、70~80人程度に設定されているそうです。
ところが、実際に路線バスに大人数を乗せてどれだけぎゅうぎゅうに詰め込んだとしても、60人を超えることはないそうです。
そのため一応は定員というものはあるものの、物理的に定員オーバーをすることは無理だということですね。
路線バスにシートベルトがない理由
車に乗っている人にとってシートベルトは欠かせないものですよね。
2008年には一般道路でもどの座席に座っていてもシートベルトを着用することが義務付けられました。
しかし、なぜか路線バスに関してはシートベルトがついていないですよね。
高速バスなどはシートベルトを着用することが義務付けられていますが、この違いは何なのでしょうか。
自動車の装備については「道路運送車両の保安基準」というもので基準が設けられており、シートベルトについてもこの基準によって装着の義務の有無が決まっています。
この基準によると、乗車定員11名以上の路線バスにはシートベルトの設置や装着の義務が無いそうで、2008年のシートベルトの着用が義務付けられた時も路線バスだけは除外されていたのでした。
以上がバスの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(9月20日)
バスの日
お手玉の日
空の日
ワインの日
発芽野菜の日
■明日は何の日?(9月21日)
国際平和デー
ファッションショーの日
ガトーショコラの日
漬物の日
myDIYの日