紅茶と緑茶とウーロン茶の違い
日本で飲まれているお茶には様々な種類のものがありますが、大きく分けて「紅茶」「緑茶」「ウーロン茶」となりますよね。
どれも独特の風味を持っているお茶となりますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。
この3種類のお茶については使っている茶葉が違うと誤解されがちなのですが、実は使っている茶葉は全て同じなんです。
茶葉が同じであるのにも関わらず「紅茶」「緑茶」「ウーロン茶」の味や香りがなぜ違うのかというと、茶葉の発酵度合いが違うからなんですね。
緑茶については茶葉を発酵させないでそのまま飲みますが、紅茶は完全に茶葉を発酵させ、ウーロン茶については茶葉を半発酵にしています。
また、あまり日本に馴染みがないお茶の種類に「黄茶」や「白茶」というものがありますが、これについても茶葉は同じものを使っていて、弱発酵をさせて作っています。
アメリカ独立のきっかけは紅茶
アメリカはもともとイギリスの植民地ですが、実は独立したきっかけは紅茶にあったとされているんです。
18世紀の当時、イギリスの支配下にあったアメリカで紅茶が流行したことから、イギリスは自国の利益を獲得するためにアメリカに対して「紅茶税」という税金を設けました。
しかし、この「紅茶税」はアメリカの国民から強い反発を買う事になってしまい、イギリス商品の不買運動などが始まりました。
そして、東インド会社の船に積まれていてた茶箱を海へと捨ててしまった、いわゆる「ボストン茶会事件」というものが発生してしまいました。
国民の間では更に「茶税反対運動」が活発となり、やがてアメリカ国民の間に独立の動きが見えてきて、最後にはイギリスの植民地支配から逃れて独立へと至ったのです。
アメリカではコーヒーが飲まれる事が多いのですが、これは紅茶の不買運動が行われた時にコーヒーを飲む人が増えたためだとされています。
以上が紅茶の雑学でした、いかがでしたか?
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