明太子とたらこの呼び分け
一般的には「たらこ」は「タラの卵巣」であることから「タラの子=たらこ」と呼ばれていますよね。
そして、「明太子」についても韓国語でタラが「明太(ミョンテ)」であることから、「明太の子=明太子」となっていて、どちらも同じ「タラの子」が語源となっているんですね。
昔は関東地方では「たらこ」と呼んでいて、甲信越地方では「紅葉子(もみじこ)」と呼んでいたり、福岡県では「明太子」などと呼んでいたり、同じ食べ物なのに呼び方が統一されていなかったのです。
そして、時代が経過するのにつれて「明太子=たらこを辛子の入った調味料に漬けたもの」となっていったのです。
しかし、もともと福岡ではたらこの事を明太子と呼んでいたため、これと区別するために「普通のたらこ=明太子」、そして辛いものについては「辛子明太子」と区別するようになったのでした。
明太子の語源
「明太子」が韓国で生まれた食べ物だとされているのですが、そもそもなぜ韓国で「明太子」という言葉が生まれたのでしょうか。
韓国がまだ李朝だった時代のころの話になりますが、ある日に「明川」という川で漁師である「太」さんが釣りをしていたところ、珍しい魚を釣り上げました。
この魚の名前が全くわからなかったため、郡の主にどのような魚なのか相談したところ、明川の「明」と釣り上げた「太」さんの名前から、「明太魚」という名前にしたとされています。
これ以降、韓国ではたらこのことを「明太魚」と呼ぶようになったとされていて、その「明太魚」の子供であることから「明太子」という食べ物が生まれたのでした。
以上が明太子の雑学でした、いかがでしたか?
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