昔は風呂といえば混浴だった
現在では男女で別に入浴するのが当たり前であり、混浴が可能な大衆浴場であったり温泉などはほとんど見かけなくなりましたよね。
しかし、実は昔は風呂に入る時は男女が一緒に混浴するのが当たり前だったってご存知でしたか?
お風呂が庶民の文化として根付いたのは江戸時代のころであり、その頃には男女が混浴するのが当たり前となっていました。
いつの時代にも風紀を乱す人はいるようで、混浴が当たり前とはいえ、やはり一部の人間が風紀を乱して他のお客に迷惑をかけていたそうです。
徐々に混浴が禁止のお風呂が増えていき、江戸時代末期の頃にはしきりを作って男女別に入浴が出来るような施設も誕生しました。
そして、明治時代には正式に混浴が禁止されることになり、当たり前のように混浴だった時代に終わりを告げたのです。
風呂で歌がうまく聞こえる理由
お風呂に入っている時に歌うと、いつも以上に上手く聞こえることから自宅の風呂場では歌ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
実はお風呂場で歌うといつも以上に歌がうまく感じられるのには、ちゃんとした理由があります。
歌がいつも以上に上手く聞こえる最大の要因は「残響効果」があるからなんですね。
風呂場はせまくて密室であることから、音を立てると壁や天井などに反射し、音がいつも以上に響くようになっています。
カラオケで「エコー」というエフェクトがありますが、エコーと同じように残響効果で歌が響きやすくなることから、歌が上手く聞こえているのです。
また、歌は身体に力が入ると上手く歌えないこともあり、風呂場はリラックスが出来る環境であることと、湿度が高く喉が潤うということも歌が上手く感じられる理由の一つです。
以上が風呂の雑学でした、いかがでしたか?
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