EPAの日の由来と面白い雑学、毎月30日の今日は何の日?

赤身魚と白身魚の色はなぜ違う?

お刺身にはマグロやサーモン、タイといった様々な種類のものがありますが、身の色は赤だったり白だったりオレンジだったりと不思議ですよね。
例えば、人間でいうと日本人の肉は赤色なのにアメリカ人の肉は青色なんてことはないですし、同じ魚類でなぜここまで身の色が違うのでしょうか。

魚の身の色の違いには、赤い色素を含んでいるヘモグロビンやミオグロビンの含有量に関係があります。
赤身魚の多くの魚は回遊魚であり、長時間泳ぎ続けるためにたくさんの酸素が必要となり、白身魚よりもヘモグロビンとミオグロビンが多く含まれています。

逆に白身魚は沿岸や深海に生息するものが多く、長時間泳ぎ続ける必要がないため、ヘモグロビンとミオグロビンが巣少なく、身が白色をしているのです。
ちなみに、サーモンは赤身魚と思われがちですが、白身魚に分類されます。

サーモンの餌のオキアミに含まれる色素が影響して、身の色がオレンジとなっているだけなんですね。


フグは元々毒を持っていない

フグといえば猛毒を持っており、誤って食べてしまうと死に至ることもあることは有名ですよね。
その毒の強さは猛毒として知られる青酸カリよりも強力であることから、フグを調理するためには免許を取得する必要があるほどです。

しかし、フグは元々は毒を持っていない魚だって知っていましたか?
フグの毒はフグの体内で作られるものではなく、普段食べている餌から生成される毒が体内に蓄積されているだけなんですね。

人間にとっては有毒であっても、フグにとっては体内に蓄積されても無害であるため、人間のように死に至ることはないのです。
ちなみに、与える餌を工夫することにより、毒をもたないフグを養殖するということも可能だとされています。

以上が魚の雑学でした、いかがでしたか?

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