ビールが水に比べてたくさん飲めるのには理由がある。

この雑学ではビールが水に比べてたくさん飲める理由について解説します。

雑学クイズ問題

ビールがたくさん飲める理由はどれ?
A.美味しいから
B.食欲促進の作用があるから
C.酔っているから
D.胃に溜まりにくいから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ビールが水に比べてたくさん飲めるのには理由がある。

お酒の力

皆さんは普段からビールを飲んでいますか?
仕事終わりの宴会で飲むビールや週末に家でゆっくり飲むビール、夏にはビアガーデンで飲むビールもとても美味しいですよね。

なかにはビールなら何杯飲んでも酔わないなんて人もいて、ジョッキを何杯も飲み干すなんて人もいます。
しかし、水やジュースであればビールほどたくさん飲むことが出来ないのに、ビールだけたくさん飲めるというのは何とも不思議ですよね。

ましてやビールは炭酸飲料のため、水や他のお酒に比べてもお腹に溜まりやすい気がします。
実はビールが水などに比べてもたくさん飲めるのにはちゃんとした理由が存在するんです。


ビールがたくさん飲める理由

それではさっそくビールが水やジュースなどに比べてたくさん飲める理由について解説します。
実は水は胃に入ってもほとんど胃の中では吸収されないため、腸の方へと流れていくまでは胃の中にたまってしまうのです。

ビールにはアルコールが含まれていることから、胃でアルコールを吸収する際に水分も一緒に吸収します。
そのため、水に比べてビールは胃に溜まりづらく、たくさんの量を飲むことが出来るんですね。

そして、ビールに含まれているケルシトリンという成分には利尿作用があり、アルコールの利尿作用と併せてとてもトイレに行きたくなります。
トイレに行って排泄する頻度も水に比べて高くなることと、胃に溜まりにくいのも合わさってビールはたくさん飲めてしまうのでした。

ビールがきっかけで作られたアレ

様々な事柄の世界一が記載されたギネスブックは実はビール会社が作っていたのは知っていましたか?
お酒の席では大事な話からどうでもいいくだらない話まで様々な会話で盛り上がりますが、ギネスブックはそんな会話の中から生まれたのです。

ギネスビールの代表取締役であったビーバー氏が仲間と狩りに行った際、「世界一速い鳥はヨーロッパムナグロとライチョウ、どちらだろう」という議論になりました。
狩りが終わって酒場へ行ってからも、ビールを片手にこの話題で盛り上がったそうです。

その時、ビーバー氏は様々な世界一を集めた書籍があれば話題になるのではないかと考え、ギネスブックの発刊に至りました。
お酒を飲んで気分が上がっている時こそ、面白いアイデアは生まれるのかもしれませんね。

以上がビールが水に比べてたくさん飲める理由についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.胃に溜まりにくいから」でした!

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まとめ

ビールが水などに比べてたくさん飲める理由は、アルコールと一緒に水分が胃に吸収されることから、胃にたまりにくいからである。
また、ビールとアルコールに含まれている成分に利尿作用があることから、排泄を促されることにより、たくさん水分をとれるのも理由の一つである。
ギネスブックを作ったのはビール会社である。
ギネスビールの社長がお酒を飲んでいる時に「世界記録の話を集めた本を作ろう」と思ったのがきっかけである。