この雑学では、マッチとライターの歴史を比較しどちらが先に発明されていたかを解説します!
雑学クイズ問題
日本でライターを発明したのは誰?
A.平賀源内
B.松田松陰
C.久坂玄瑞
D.田中久重
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
マッチよりも先に実はライターが開発されていた
マッチとライター
日常生活においてマッチやライターは欠かせないものですよね?
マッチは主に仏壇に備えられていて、仏壇に手を合わせる際にろうそくに火をつける時に使われますよね!
筆者が子供のころは、理科室でアルコールランプを使う実験のときは、必ずマッチを使用していました!
ハードボイルドなイメージでは、煙草に火をつける時もマッチでしょうか?
それに対してライターは、喫煙者の必須アイテムといったところでしょうか!
色々な場面で火をつけるのに役立つと思いますが、基本的にはタバコに火をつける時に使う場面が目立ちますね!
そんな文明の利器であるライターですが実はマッチより先に発明されていたのです!
マッチの歴史
マッチは今から200年ほど前の1826年にイギリスの薬剤師ウォーカーによって初めて発明されました。
その当時のマッチは、軸木の先に黄燐を付けた黄燐マッチでした。
その黄燐マッチが実用化されたのは、翌年の1827年でした。
着火方法は今と違い砂紙というものにはさんで強く引いて点火していました!
しかし、そのころのマッチは質が悪く、なかなか発火しませんでした。
その後、1831年にフランスのそーリアとカメレールによって改良され、どこに擦っても発火するマッチが開発されました。
しかし、黄燐は強い毒性を持っているため、製造工場の人間が病気になってしまったり、殺人や自殺に使われるなど問題がありました。
更に、発火しやすいことが仇となってしまい、移動中の摩擦や衝撃によって、火災事故が発生したため、非常に危険なものでした。
それから、何度も改良が重ねられ、現在の安全なマッチとなりました。
歩いていて、いきなり発火は現代で考えるとかなり恐ろしいですよね・・・
ライターの歴史
続いては、ライターの歴史についてです。
ライターが初めて登場したのは1772年のことでした。
平賀源内がゼンマイを使用した火打石と鉄を用いた、煙草用のライターを発明しました。
ということは、マッチの発明が1826年のため、マッチ発明より50年以上昔に既にライターがあったことになりますね!
しかし、この時のライターの形状は、現代のライターとはかけ離れたものでした。
ちなみに、日本で最初に実用的なライターが発明されたのは1920年のことでした。
汽船乗組員だった本城真玄がアメリカで見つけたライターを真似して作ったものが、現在のオイルライターの第一号となりました。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.平賀源内」でした!
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ライターが江戸時代の頃からあったのは意外ですね!
平賀源内はよほどの天才だったということでしょうか!
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まとめ
マッチが初めて発明されたのは1826年である。
当時のマッチは事故が多発し、何度も改良が加えられた。
ライターが発明されたのが1772年のため、50年以上歴史が長い。
しかし、日本で実用的なライターが登場したのは1920年で、最初のライターはオイルライターである。
汽船乗組員だった本城真玄がアメリカで見つけたライターを真似して作ったものが、現在のオイルライターの第一号となった。