シマウマの鳴き声が面白い!また、シマウマに乗れない理由を解説。

この雑学ではシマウマに乗れない理由や面白い鳴き声について解説します。

雑学クイズ問題

シマウマの鳴き声は以下のうちどれ?
A.ギャオー!
B.ワンワン!
C.ヒヒーン!
D.モー!

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

シマウマの鳴き声が面白い!また、シマウマに乗れない理由を解説。

シマウマの鳴き声が面白い!また、シマウマに乗れない理由を解説。

シマウマは乗馬用ではない!?

シマウマと馬は見た目が違うだけで、そこまで差があるようには見えませんよね?
しかし、実はシマウマは他のウマ属の動物たちと比べてみても、ほとんど人間になつくことが無い動物として知られているんです。

たまに、サーカスなどで非常に人馴れしたシマウマが登場し、曲芸師が乗って見せたりしますが、あれは特別な訓練を行っているからなんですね。
通常はシマウマを乗りこなせる人間なんてそうはいないですし、簡単に乗らせてくれるシマウマだっていません。

そもそも、あまりイメージが無いかもしれませんが、シマウマ自体が非常に神経質な生き物なのです。


実は野生馬は真の野生馬ではない?

現代でも野生の馬が生息している地域がありますが、実はそのほとんどが元々は野生ではなかったことをご存じですか?
野生で生活する馬の先祖のほとんどは、家畜として飼われていた大人しい馬なのです。

元々は16世紀にスペイン人がアメリカに持ち込んだ馬がきっかけとなり、そこから交配が繰り返されて家畜用の大人しい馬が誕生したのです。
馬は元から人間の生活と密接な関係があったため、古くは2千年以上も前から人間によって家畜化されていました。

そして、その子孫たちが現在の野生馬として生息していることから、シマウマに比べて馬の方が大人しいのです。
人間の手が全く加えられていない馬については、最後に発見されたのが1968年のモンゴルの大草原まで遡ります。

シマウマが家畜化されたことがない

昔のアフリカの先住民たちが、シマウマを家畜化しようとしたことは、実は1度もありませんでした。
食糧や労働力となる動物が豊富なため、何も扱いにくいシマウマに手を出す必要がなかったのです。

ユーラシア大草原の民族には馬は不可欠でしたが、アフリカでは事情が違いました。
このせいで、シマウマは今もなお野生状態にあって神経過敏で怒りっぽいままなのです。

つまり、家畜化されたことがないため人間慣れしておらず、乗りこなすことが難しいということですね。

シマウマの模様は白と黒どちらがメイン?

シマウマの鳴き声が面白い!また、シマウマに乗れない理由を解説。
ちなみに、シマウマの模様は白と黒のどちらがメインだと思いますか?
答えは白です。

白い色がメインでその上に黒い縞が描かれているんですね。
実は、シマウマの白色については、どのシマウマも一様に白く個体差がありませんが、黒の縞には固体差があります。

このことから、白色がメインということがいえます。

シマウマの鳴き声とは?

シマウマも馬の仲間ですから、ヒヒーン!と鳴くイメージがありますよね?
しかし、実が意外な鳴き声で鳴くのです。

それは「ワンワン!」です。
犬とよく似た鳴き声で鳴くんですね。

気になった方は、シマウマの鳴き声の動画などでぜひ聞いてみてください。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.ワンワン!」でした!

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シマウマも将来的には人間になれ、乗れるようになる日がくるのでしょうか?

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まとめ

普通の馬と比べて、シマウマは神経過敏で怒りっぽく、扱いが難しい動物である。
馬は家畜化されてきたことにより、性格のおとなしい野生の個体が残されてきたが、シマウマは家畜化されていないため、そのまま怒りっぽい個体が残っている。
そのため、シマウマに乗る事は難しい。
シマウマの鳴き声は「ワンワン」である。
シマウマの白色については、どのシマウマも一様に白く個体差がないが、黒の縞には固体差がある。