この雑学では、オセロとリバーシの違いや、オセロのコツや必勝法、語源などについて解説します。
雑学クイズ問題
オセロのコマの原型となったものは何?
A.めんこ
B.ボタン
C.500円玉
D.牛乳瓶のフタ
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
オセロの開発者は日本人!?リバーシの違いとは!?
オセロとリバーシの違いについて
誰もが1度は遊んだことがあるボードゲームといえば、オセロですよね!
将棋や囲碁やチェスはルールを覚えるのに時間がかかりますが、オセロはルールが簡単なので、誰でも気軽に楽しめます。
オセロはとても有名ですが、とても似たルールのボードゲームで「リバーシ」というゲームがありますよね?
その違いについて、皆さんは知っていますか?
また、オセロの開発者は実は日本人だということをご存じでしょうか!?
今回の雑学では、オセロとリバーシの違いについてや、オセロのコツや必勝法、その語源などについて詳しく解説します!
まずは、オセロとリバーシの違いについて解説していきます!
オセロとは?
まずは、オセロについて解説します。
オセロはツクダオリジナルが商標登録した商品名となります。
オセロというボードゲームは厳密には以下の決まりが存在しています。
・8×8のマス目であること
・盤面が緑色であること
・白と黒のコマであること
・黒が先手であること
・初期配置は中央の左上と右下が黒、右上と左下が白であること
この制約が守られているボードゲームのことを「オセロ」といいます。
確かにオセロの見た目って統一されていますよね!
黒が先手であることや、初期配置に決まりがあるのは筆者も初耳でした・・・
リバーシとは?
オセロと同じようなルールのボードゲームで「リバーシ」というゲームがあります。
リバーシはオセロと比べて、以下のような特徴があります。
・盤面の大きさや形に制限が無い
・盤面の色も制限が無い
・コマの色や形状も制限が無い
・先手は好きなほうで良い
・初期配置は自由である
オセロと比べると、かなり自由度が高いですよね!
したがって、リバーシで遊ぶ時に、見た目やルールをオセロと合わせてプレイすれば、同じゲームになります。
また、リバーシはイギリスが発症のボードゲームとなっています。
以上のことから、オセロは「リバーシのルールをより厳密にしたゲーム」ということがわかりました。
オセロとリバーシの違い、ご理解いただけましたか?
続いては、オセロがどのように開発されたのか、そんな雑学についてふれていきましょう。
オセロはどのように作られた?発症は日本!
オセロというボードゲームは日本人の長谷川五郎さんによって考案されました!
名前を見ると外国が発祥のように感じるので、意外ですよね・・・
1945年、長谷川五郎さんが中学1年生だったころに遡ります。
そのころ、囲碁のルールがわからなかった長谷川さんは「はさみ碁」を考案しました。
この「はさみ碁」が、オセロの原型となりました。
はさみ碁のルールは、囲碁のコマを配置していき、敵のコマを自分のコマではさむと、そのコマを裏返すのではなく、自分のものになるというものでした。
その後、裏返して色を変えるように、変化していきました。
最初は牛乳瓶のフタが使われていた!?
長谷川さんが大学生だったころ、オセロは最初は牛乳瓶のフタを使って遊んでいたそうです。
そのため、今もオセロのコマのサイズは牛乳瓶のフタとほぼ同じサイズになっているのです。
その後、長谷川さんは牛乳瓶のフタを利用して、自家製オセロを完成させたのでした!
なぜ8×8マスなの?
実は8×8マスであることにも理由があるのです!
オセロの開発当初は、4×4マスや6×6マスなども考えられたそうです。
しかし、4×4マスや6×6マスにしてしまうと、文字通り「必勝パターン」が存在してしまうのです。
そのため、チェスの8×8マスを参考にして、オセロも8×8マスとなりました。
実は現在でも、オセロの「必勝パターン」は解明されていないため、長く遊ばれているのだと思います。
覚えるのは簡単ですが、いつまでも長く遊んでほしいと考えたからこそ、8×8マスになったんですね!
なぜ「オセロ」という名前なの?
続いては「オセロ」という名前についてです。
「オセロ」はシェークスピアの作品である「オセロ」が語源となっています。
オセロは「白人の妻」をもつ「黒人の夫オセロ」の物語となっています。
そして、敵と味方が頻繁に寝返りながら、緑の平原で戦う物語なのです!
ボードゲームのオセロも緑の盤面で、白と黒が頻繁に入れ替わるゲームなので、いかに参考にされているかがわかりますよね!
オセロで勝つためのコツや必勝法
最後に、オセロで勝つためのコツや必勝法を紹介します。
「角をとれば勝てる」と思い込んでる方が多いのですが、それは大きな間違いなのです!
角をとれば必ずしも勝てるとは限らず、例え4隅全てをとったとしても、負けるときは負けてしまいます。
オセロで勝つためのコツ、必勝法は以下のようになります。
・序盤は相手に多く取らせることにより、打つところをなくす
・端を取る際は、間を開けないようにとる
・なるべく中央にコマを残すことで終盤逆転する
オセロの達人が、序盤に圧倒的に負けてるように見えて、終盤にはあっという間に逆転しているのを見たことがありませんか?
オセロは奥深く、ただ闇雲にコマをたくさん取るだけでは勝てないのです。
もしも今度オセロをする機会があったら、ぜひ今回学んだことを思い出してくださいね!
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.牛乳瓶のフタ」でした!
この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
全て解けたら雑学王かも!?
【目指せ雑学王】面白い雑学クイズ問題集!【解説付き】
オセロは簡単ですが、本当に奥深いゲームだということがわかりましたね!
他にも、こんな雑学がお勧めです。
「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違い、説明できますか!?
ミーハーの意味と語源、実は英語じゃないんです!
【皆が誤用!?】確信犯の本当の意味と語源とは!?
まとめ
リバーシはオセロと違い、厳密なルールがほとんど存在しないことである。
オセロは日本人によって開発され、開発者は長谷川五郎という人物である。
最初のオセロは牛乳瓶のフタを使って遊んでいた。
8×8マスである理由は、必勝パターンが存在しないためである。
また、「オセロ」はシェークスピアの「オセロ」を参考にして作られている。
角をとれば勝てるとは限らない。