アルバイトとパートの違いって知ってますか?

この雑学では、アルバイトとパートの違いについて解説します。

雑学クイズ問題

アルバイトとパートの違いは?
A.働く人が主婦か学生か
B.労働時間の違い
C.保険に加入しているか
D.どちらも同じ

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

アルバイトとパートの違い

アルバイトとパートの違いって知ってますか?

バイトは学生、パートは主婦のイメージ…

皆さん、アルバイトはしたことはありますでしょうか?

学生さんなんかは友人と遊ぶお金が欲しくて、学校終わってから働きにいっている人とかも多いですよね!

筆者の友人には、バイト先で人が足りず、高校生で部活もしているのにも関わらず月10万円以上働いている強者もいました。一体そんなに忙しくして何にお金を使っていたのでしょう…。

さて、アルバイトと言えば学生がするもので、逆にパートって主婦がするイメージがありませんか?

アルバイトの兄ちゃんに対して、パートのおばちゃんって感じですね!

アルバイトとパートで言葉が分かれているんですから何かしら具体的な違いがありそう…!

まずはその言葉の由来から探っていきましょう!


言葉の由来

アルバイトは、ドイツ語の「Arbeit」から来ていて「労働」や「働くこと」といった意味があります。
日本で使われる意味よりももっと広い意味で、働くこと全般を指しているようです。

この言葉が広まったのは、明治時代に学生の間で広まった隠語がきっかけだと言われています。
パートは、英語の「part-time job(パートタイムジョブ)」の略語です。

対義語に「full-time job(フルタイムジョブ)」があります。
フルタイムの労働とは一般的に、一日8時間で週5日の労働のことを言うようです。

労働時間の違い

アルバイトとパートには労働時間の違いはあるのでしょうか?

実は、パートの方が長い!などの法的な定義の違いはないのです。

ただ各企業で独自の定義はあるようで…。

先ほどパートタイムの対義語にフルタイムがあると解説しましたが、フルタイムが一日8時間なのに対しパートタイムは1日6時間程度の労働のこと、アルバイトは学生が学業の片手間に行ったり、メインの仕事のある人が副業として行う短期間で短い時間の労働のことと考えられているようです。

学生と主婦…働いてる人の違い

アルバイトとパートの違いって知ってますか?
時間については、パートの方が時間が長いと考えている企業が多いようですが、ではなぜアルバイトは学生、パートは主婦というイメージがついたのでしょうか?

アルバイトは前述の通り短時間短期間の労働のことを言ったりします。学生は学校がメインで、その合間に働くので必然的に労働時間は短くなります。また卒業すれば辞めてしまいますし、長期間働くことは少ないですよね?

では主婦はどうでしょう?

主婦は学生よりも時間がたくさんあるので長時間働けますよね!なのでアルバイトではなくパートという呼び方をすることが多いようです。

またアルバイトが短期間なのに対して、パートの募集では長期間働ける人材を求めていることがあります。

主婦は転勤で引っ越しなどという場合を除いては、同じ土地に住み続け、同じところで働き続ける人が多くなので、パートの募集には主婦が採用されるのでしょう。パートのおばちゃんで勤続十数年なんて人もいますよね!

雇用保険は?

雇用保険とは職を失ったときに条件を満たせば一定期間、一定額のお金をを貰える(失業保険)保険のことです。

これはアルバイトでもパートでも関係なく加入できますが、雇用が31日以上あることや、1週間の労働時間が20時間以上であること、65歳未満であること等の加入条件があるので雇用者に確認してみましょう。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.どちらも同じ」でした!

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各企業による曖昧な定義はありますが、これ!といった絶対な違いはないんですね!

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まとめ

アルバイトとパートでは、法的な定義の違いはなかった。

ただ各企業が、アルバイトは短時間短期間、パートはアルバイトよりも長時間長期間という考えの違いがあったりもする。

雇用保険は条件によるが、どちらも加入することができる。

アルバイトやパートの募集を見つけて面接に行くときは、どのような人材を求めているか確認してみると良いかもしれません!