寝なくても簡単に熟睡とほぼ同じ効果を得る方法

この雑学では、簡単に熟睡とほぼ同じ効果を得る方法について解説します!

雑学クイズ問題

寝る前にやってはいけないこととは?
A.暖かいものを飲む
B.読書する
C.風呂に入る
D.テレビ・スマホを見る

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

寝なくても簡単に熟睡とほぼ同じ効果を得る方法

寝なくても簡単に熟睡とほぼ同じ効果を得る方法

眠れない焦燥感

「慌ただしい一日を過ごして疲れていて、次の日も忙しいから早く眠りたい」
しかし、そう考えれば考えるほど目がさえてきて、目を閉じていても眠れなくなることってありますよね。

そのような状況に陥ってしまった時は、なんとなくもう一度トイレに行ってみたり、スマホを見たり、本を読んでみたり・・・。
そんな負の連鎖が始まってしまい、気付いたら空が明るくなり始めていて絶望的な気持ちになる―――

誰もがこのような経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。
人間にとって睡眠は食事と同じぐらい重要なことであり、睡眠不足になると、極端な日中のパフォーマンスの低下につながります。

そんな危機的状況に、眠れなくてもいいから、睡眠が不足した身体疲労を、少しでも軽減したいと考えたことはありませんか?
実は、熟睡しした時とほぼ同じ効果が得られる方法が存在しているのです。


睡眠を取ってないのに、睡眠が取れる?

それではさっそく、熟睡した時とほぼ同じ効果が得られる方法について解説していきます。
その方法は本当に簡単で、布団に入って横になってじっと目を閉じているだけです。

それだけ?」と感じられた方も多いかもしれませんが、本当にそれだけなんです。
実際に、この方法で熟睡した時の80%程度の睡眠効果が期待されるそうです。

眼球疲労回復に効果あり

それでは、なぜ目を閉じているだけでそれほどの効果が得られるのでしょうか。
それは、目を閉じた時に、涙が瞳全体に行き渡るからなんです。

あまり知られていませんが、実は涙には血液と同じ成分が含まれています。
そのため、目を閉じることによって眼球が必要としている栄養分や水分を、眼球全体に与えることが出来るんですね。

また、当然ですが、目を閉じていると起きには光がほとんど遮断されます。
人間は目を開けているだけで無意識に眼球がピント調節を行っているため、実は目を開けているだけで疲労が溜まっていきます。

そのため、目を閉じるだけで眼球運動を抑制することが出来るため、眼球疲労に絶大な効果が期待されるのです。

脳疲労の回復

眼球疲労に続いて、脳疲労の回復について解説します。
睡眠と脳に蓄積された疲労の回復には密接な関係があり、日中にフル稼働した脳疲労を取るためには、睡眠は欠かせないものです。

主に、人間の脳は考え事をしている時に使われるものだと思われがちですが、それ以外にも様々な情報を処理しています。
人間は目を開いているだけで、様々な情報が目を通して入ってきて、それを脳が処理しようとします。

つまり、目を開いているだけで、脳疲労が蓄積してしまうんですね。
そのため、逆に言えば目を閉じているだけでも脳を使わなくて済むことから、脳の疲労回復にもつながるのです。

α波

目を閉じている時の脳波の切り替わりも披露回復に関係しています。
目を閉じている時には、脳波がα波(アルファ波)に切り替わっています。

α波は脳がリラックス状態になった時に現れる脳波であり、目を閉じているだけで身体がリラックス状態に切り替わっていることがわかります。
理想は布団に入って目を閉じることですが、目を閉じることだけでも、これだけの疲労回復効果が期待できます。


布団に横になるだけで得られる効果

続いて、布団に横になるだけで得られる効果について解説します。
肉体疲労というものは、単純なデスクワークで一日中椅子に座っているだけでも蓄積されていきます。

これは、日中対には交感神経が優位に働いているからなんです。
身体の疲れを取るためには、副交感神経を優位に働かせる必要があるのですが、それが「布団で横になること」なのです。

例え夜に眠れなかったとしても、布団で横になってリラックス状態を作り、目を閉じているだけでも副交感神経が優位に働き、肉体疲労の回復に貢献します。
そのため、布団で横になるだけでも、回復効果が期待できるのです。

寝る前にやってはいけないNG行動

寝なくても簡単に熟睡とほぼ同じ効果を得る方法
最後に、寝る前にやってはいけないNG行動について解説します。
布団で横になって目を閉じるだけで回復効果が得られることは確かですが、出来れば熟睡して疲れを取りたいですよね?

現代において、上質な睡眠を最も妨げるものが、パソコンやテレビ、スマホといった電子機器です。
これらの電子機器の画面から発生するブルーライトは、脳を覚醒させる効果があると言われています。

そのため、眠れたとしても眠りを浅くしてしまうのです。
また、単純にそれらの電子機器は多くの情報を目から脳に伝えることから、脳を活性化させてしまいます。

例えば、少し眠たかったのに、スマホで動画を見始めたら面白くて目が覚めてしまうなんてことは、誰もが経験したことがあるでしょう。
そのため、眠る前には部屋の明かりを暗くしておき、なるべくそれらの電子機器を触らないようにしましょう。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.テレビ・スマホを見る」でした!

この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
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【目指せ雑学王】面白い雑学クイズ問題集!【解説付き】

疲れている時は、目を閉じて横になっているだけでいいとはよく聞きますが、まさにそれだけで効果があるのです!
どうしても眠れない時には、目を閉じて横になることだけを考えましょう!

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まとめ

目を閉じる事により、以下の効果が得られる。
・目の筋肉が休まるため、眼球疲労の回復にの効果がある
・目から情報が入らないため、脳の疲労回復に効果がある
また、横になる事により、リラックス状態となり、身体の疲れも取れる。
眠る前に、パソコンやテレビ、スマホをチェックすることは、眠りを妨げ、更に眠りを浅くしてしまうためNG。