メダルを噛む理由とは?最初にメダルを噛んで写真撮影した人は誰?

この雑学ではオリンピックなどでメダル獲得者がメダルを噛む理由について、最初にメダルを噛んだ人物について解説します。

雑学クイズ問題

最初にメダルを噛んだ人はどんな理由で噛んだ?
A.興奮しすぎたから
B.カメラマンに言われたから
C.喜びを噛みしめることを表現したから
D.純金製か確かめるため

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

メダルを噛む理由とは?最初にメダルを噛んで写真撮影した人は誰?

オリンピックでお馴染みの光景

2020年にはオリンピックが控えていて、今から2020年になるのがとても楽しみですよね。
選手が頑張っている姿を見るとこちらまでがんばれますし、喜んでいる姿を見るとこちらまで感動をもらえます。

選手が国を背負って戦うことは凄いプレッシャーですが、努力した分報われた時の喜びはひとしおでしょう。
もはやお馴染みの光景になっていますが、日本人に限らずメダルを獲得した人は写真撮影の時にメダルを噛んで撮影していますよね。

しかし、このメダルを獲得した時にメダルを噛む理由っていまいちわからないですよね。
いったいどのような理由でメダルを噛むようになったのか、また最初にメダルを噛んで見せた人物は誰なのでしょうか?


メダルを噛むようになった理由とは?

それではさっそくメダルを噛むようになった理由について解説していきます。
メダルを獲得した選手がメダルを噛むのは実は本人の意思ではなく、そのほとんどがリクエストによるものなんだそうです。

カメラマンとしては選手と獲得したメダルを両方を映したいですが、首からさげていると撮影し辛いですよね。
そこで、選手にメダルを噛んでもらうことによって、顔のアップと獲得したメダルの両方を1枚の写真に収めようとしたんですね。

そのため、メダル獲得後の写真撮影の場ではほとんどカメラマンのリクエストによって選手がメダルを噛んでいるそうです。
また、日本語には「喜びを噛みしめる」という表現がありますが、メダルを噛むことで喜びを噛みしめている姿を際立たせる効果もあるようです。

日本でもそうでしたが、昔の通貨には金が使われている時代があり、合金ではなく純金かどうかを確かめるために噛んで柔らかさを確認していたことも由来の一つみたいですね。

メダルを噛むことに批判的な声も

実はメダルを噛むことに関しては批判的な声もあがっているそうです。
日本オリンピック委員会からはメダルを噛むなという指令も出ています。

なぜかというと、メダルを噛むという行為そのものがメダリストとして品のない行動であり、メダルに対する侮辱行為だと考えられているからのようです。
過去にはカメラマンからメダルを噛むようにリクエストを受けましたが、それを拒否する選手も少なからずいました。

メダルを最初に噛んだ人物は誰?

続いてはメダルを最初に噛んだ人物について解説していきます。
最初にメダルを噛んだ人物が現れたのは1988年にソウルで開催されたオリンピックのことだったそうです。

その人物は水泳男子200メートル自由形で優勝したオーストラリアのダンカン・ジョン・アームストロング選手だとされています。
ダンカン選手がメダルを噛んだ理由は本当の金で出来ているのかを確かめようとしたというものでした。

先ほど書いたように、金で作られているかどうかを確認する際には世界中で噛むという行為がされていたんですね。
また、日本人で最初にメダルを噛んだ人物はアトランタオリンピックの柔道で優勝した野村忠宏選手だとされています。

外国人がやっているのを見て真似をしたということがきっかけで日本人にもメダルを噛むという風習が入ってきたのです。
そして、現在ではそれが当たり前となり、カメラマンにとって写真映えすることからメダルを噛むように選手へとリクエストがされるようになったのでした。

以上がオリンピックで選手が獲得したメダルを噛む理由と最初に噛んだ人物についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.純金製か確かめるため」でした!

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まとめ

日本人メダリストがメダルを獲得した時にメダルを噛むのは、そのほとんどがカメラマンのリクエストによるものである。
顔のアップとメダルの両方を写真に収めることができることからカメラマンにリクエストされるようになった。
最初にメダルを噛んだ人物はソウルオリンピックの水泳で優勝したオーストラリアのダンカン・ジョン・アームストロング選手であり、純金かどうかを確かめるために噛んだ。
日本人で最初にメダルを噛んだ人物はアトランタオリンピックの柔道で優勝した野村忠宏選手であり、外国人選手を真似したためである。