ラグビーボールの形が楕円形である理由が面白い

この雑学では、ラグビーボールがなぜ楕円形なのか、その理由について解説します!

雑学クイズ問題

ラグビーボールは昔、何で作られていた?
A.鳥の心臓
B.豚の膀胱
C.牛の肺
D.馬の心臓

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ラグビーボールの形が楕円形である理由が面白い

ラグビーボールの形が楕円形である理由が面白い

ラグビーボールだけ?

ラグビーといえば、2019年のワールドカップで日本が史上初の決勝トーナメントに進出を果たし、日本中が熱狂したことが記憶に新しいです。
更に遡れば、五郎丸歩選手のいわゆる「五郎丸ポーズ」が大流行し、流行語にノミネートされた年もありました。

しかし、そんなラグビーを見ていて「なぜラグビーボールって楕円形なんだろう?」と疑問にも思ったことはありませんか?
他にも野球、サッカー、バスケットボール、テニス、卓球、など様々な球技が存在していますが、どの球技でも使用されるボールは球形をしています。

他のスポーツと同様に、ラグビーボールが球形だったとしても競技が成り立ちそうですが、なぜラグビーボールだけが楕円形になったのでしょうか。
実は、ボールが楕円形であることによって、ラグビーというスポーツが更に面白くしている一面もあります。


ラグビーは反則から生まれたスポーツ?

まずは、ラグビーというスポーツが誕生したきっかけについて解説していきます。
ラグビーの原型となった競技はサッカーであり、実はサッカーの競技中に行われた反則がきっかけでラグビーが誕生したのです。

一説によると、ウィリアム・エリスという人物が、サッカーの競技中にボールを抱えてゴールに向かって走り出したことがきっかけだとされています。
そして、この時の反則をきっかけに「意外と手で持って走るのも面白い」ということで、ラグビーが誕生したと言われています。

ラグビーボールの改良と形の決定

ラグビーボールの形が楕円形である理由が面白い
実はラグビーという競技が誕生した当時、ボールは楕円形ではなく、球形をしていたそうです。
また、当時のボールは重たく、プレーがしにくいという声がたくさんあがっていたことから、ボールに改良が加えられることになりました。

そして、軽量化を行う過程で、ボールが楕円形になっていったのです。
ボールに改良を加えた人物は、ウィリアム・ギルバート氏という人物だとされています。

ギルバート氏はボールの軽量化をする際に試行錯誤を重ねた結果、ボールに豚の膀胱を使用することを思いつきました。
そして、豚の膀胱を膨らませた形こそ、現代のラグビーボールにも繋がっている「楕円形」だったのです。

豚の膀胱を膨らませ、それに牛の皮を張り合わせることによって誕生したのが、初代ラグビーボールでした。
また、実際に使用してみたところ、球形のボールとは異なり、ボールがどこへ転がるか予測しにくくなり、更なるゲーム性を生み出しました。

ボール自体も軽く、とても走りやすくなったことから、そのまま楕円形のラグビーボールが採用されることになったのでした。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.豚の膀胱」でした!

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ラグビーボールが楕円形な理由はおわかり頂けましたか?
そもそもラグビーが反則から生まれたスポーツというのが、凄く意外ですよね!

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まとめ

ラグビーはサッカーの試合中に行われた反則により生まれた。
ラグビーボールは当初は重く、形も丸いものを使用していた。
ラグビーというスポーツが始まって、最初からボールが楕円形だった訳ではなかった。
ボールの改良については、ウィリアム・ギルバート氏によって手がけられた。
ギルバート氏により改良が加えられ、豚の膀胱と牛の皮を使う事により、軽くて使いやすい楕円形のボールが完成した。