この雑学では相撲の土俵に女性が上がってはいけない理由について解説します。
雑学クイズ問題
土俵が女人禁制となっている理由とは?
A.危ないから
B.男性が力比べをする場所だから
C.豊作の神様が嫉妬するから
D.昔は女性差別がひどかったから
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
土俵に女性が上がれない理由、相撲は昔から女人禁制だった?
土俵上でのハプニング
皆さんは普段から相撲観戦をしていますか?
普段から相撲観戦をしている人にとっては常識かもしれませんが、実は土俵には女性が上がってはいけないという規則があります。
しかし、京都の舞鶴市で行われた相撲大会にて女性が土俵に上がるというハプニングが起きました。
なんと市長が挨拶をしている最中に意識を失って倒れてしまい、その場にいた現役看護師の女性が即座に救命措置に入ったからなんです。
相撲の伝統や規則を重んじることはもちろん大切なことですが、この場合は人命が一番に優先されるべきですよね。
しかし、アナウンスで救命措置をしているのにも関わらず、女性に土俵から降りるように促されたのでした。
なぜ土俵は女人禁制?
そもそもなぜ土俵に女性が上がってはいけないのかについて解説していきます。
相撲の歴史はとても古く、現在では興業としての色合いが強いですが、もともとは豊作を祝って神へと捧げる神事だったのです。
豊作を司っている神様に対して、屈強な男が相撲をとって力をぶつけ合う様子を見せて楽しませようとしたことが相撲の始まりでした。
そして、豊作を司る神様は女性だったことから、土俵に女性を上げると神様が嫉妬してしまうという理由から女人禁制となったのです。
土俵に女性を上げてはいけないと効くと女性差別のように聞こえますが、女性の立場が低いわけではなく、神様に気遣って女性を土俵に上げないようにしていたんですね。
このようなしきたりが現代にも受け継がれていることから、今回のようなハプニングを起こしてしまったのです。
そもそも観戦するのも難しかった
相撲の土俵に女性が上がってはいけない理由はわかりましたよね。
現代では女性も気軽に相撲観戦をすることが出来るようになりましたが、そもそも昔は相撲観戦すら難しかったのです。
豊作を司る神様が嫉妬してしまうという同様の理由から、昔は相撲観戦すら女人禁制だとされていたんですね。
しかし、千秋楽については女性の観戦も認められていたそうです。
過去にはちびっこ相撲大会の決勝戦で女の子が女人禁制を理由に出場出来なかったこともありました。
伝統は確かに大切かもしれませんが、今回のようなハプニングもありますし、時代に則った形でルールを変えていくことも必要ですよね。
以上が相撲の土俵に女性が上がってはいけない理由についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.豊作の神様が嫉妬するから」でした!
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まとめ
相撲は元々は豊作を司る神様に対して、力比べを見せて楽しませるために行う神事として行われていた。
豊作を司る神様が女性だとされていることから、相撲の場に女性がいると嫉妬してしまうということから女人禁制のしきたりが誕生した。
そのため、昔は土俵に女性が上がるどころか、相撲観戦ですら千秋楽しか許されなかった時代もあった。
土俵上で倒れた人の救命措置のために女性が土俵に上がることは今後もあり得ることから、今後は女人禁制のしきたりが変更されるかもしれない。