サンドバッグの中身は砂ではない、それでは何が詰まってる?

この雑学ではサンドバッグの中身に何が詰まっているのかについてやボクシングの雑学について解説します。

雑学クイズ問題

サンドバッグは英語では何と呼ばれている?
A.ソフトバッグ
B.ウールバッグ
C.サスペンドバッグ
D.パンチングバッグ

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

サンドバッグの中身は砂ではない、それでは何が詰まってる?

サンドバッグの中身は何?

皆さんはサンドバッグを叩いたり蹴ったりした経験はありますでしょうか?
サンドバッグは意外と硬くて、本気で叩いたりすると割と腕や足が痛くなってしまうんですよね。

そしてこの「サンドバッグ」と呼ばれるものは、その名前から中身に砂が詰められていると思われがちですが、実は砂は使われていないんです。
サンドバッグに砂をつめてしまうと、とてつもなく重たくなってしまいますし、叩いているうちに硬くなっていったり、乾燥によって硬くなることもあります。

そのため、本当にサンドバッグに砂を詰め込んでしまうと最終的には叩くとケガをしてしまうような硬さになってしまうんですね。
それではサンドバッグには実際何が詰められているのかというと、布やウレタン、フェルト、スポンジ、水といったものが詰められています。


昔は本当に砂が詰められていた

そもそもですが「サンドバッグ」という名称で呼ばれているのは日本だけで、英語ではパンチングバッグと呼ばれています。
なぜ日本だけ「サンドバッグ」と呼んでいるのかというと、実は昔は本当に砂を詰め込んでいたからなんですね。

日本で本格的にボクシングが行われるようになったのは1920年代であり、昔はボクシングについての知識が無く手探りで練習をしていました。
海外のボクサーが何かを叩いて練習をしているのは知っていましたが、その中に詰められているものが何かわからず、当時は砂を詰め込んで練習をしていたそうです。

そのころからの名残りで日本では「サンドバッグ」と呼ばれるようになったのでした。

当時のボクシングの練習では拳を痛めてしまっていたか、もしくは拳が鋼のように硬くなっていたかもしれませんね。

チェスをしながらするボクシングがある

今回はおまけでボクシングにまつわる雑学について紹介します。
実はボクシングにはチェスとボクシングを融合したスポーツである「チェスボクシング」と呼ばれるものがあるのは知っていますか?

かなりルールが複雑そうなスポーツに見えるかもしれませんが、ルールは意外と単純でチェスとボクシングを交互に行うだけなんです。
最初はチェスのラウンドから始まり、その後はボクシングのラウンドと交互に試合が進んでいきます。

チェスでチェックメイトをするかボクシングでノックアウトすれば勝敗が決まります。
勝敗が決まらなかった場合には審判の裁量によって試合が終わったり、チェスの持ち時間である12分を使い切ると負けとなったりします。

以上がサンドバッグの中身に何が詰まっているのかについてやボクシングの雑学についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.パンチングバッグ」でした!

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まとめ

「サンドバッグ」と呼ばれているが中身に砂が詰められている訳ではない。
砂を使った場合には叩いているうちに硬くなってしまったり、乾燥によっても硬くなってしまうことがあるからである。
実際にはサンドバッグの中身は布やウレタン、フェルト、スポンジ、水といったものが詰められている。
海外ではパンチングバッグと呼ばれていて、日本でサンドバッグと呼ばれている理由は、昔は本当に砂を詰め込んでいたからである。