ハッカとミントの違いとは?実は日本語と英語の呼び方の差です!

今回はハッカとミントの違いについて、植物にまつわる雑学を紹介します。
ハッカとミントはどちらもスースーするもので、葉の見た目もよく似ていますよね。

よく似ているのは当然であり、ハッカとミントは呼び方が違うだけで、基本的にはどちらも同じものなのです。
今回はこれらの植物が食べたり塗ったりすると、なぜスースーと清涼感を感じるのかについても解説します。

ハッカとミントの違い

それではさっそくハッカとミントの違いについて解説していきます。

基本的には同じもの

冒頭でも書きましたがハッカとミントは呼び方が違うというだけで、基本的に同じものです。
「ハッカ」とはミントの和名であり、見慣れないかもしれませんが漢字では「薄荷」と書きます。

続いて、「ミント」についてですが、ミントを日本語に翻訳すると「ハッカ」となるため、同じ物を指しているんですね。
敢えて違いを挙げるとするのであれば、「ミント」といっても様々な種類のものがあるため、「ハッカ=ミントの一種」となっています。

日本で「ハッカ」と呼ばれている植物は「ニホンハッカ」と呼ばれているもので、数あるミントの一種なんですね。
「ニホンハッカ」以外にも、ミントは「ペパーミント」や「スペアミント」などが食材として使われています。

各種ミントの特徴

続いて「ニホンハッカ」「ペパーミント」「スペアミント」などの各種ミントの特徴について解説します。

ニホンハッカ

まずは「ニホンハッカ」についてですが、ニホンハッカが国外では「ワシュ(和種)ハッカ」と呼ばれています。
他のミントと比べてメントールの含有率が高く、数あるミントの中でも最も清涼感が強いのが特徴となっています。

昔は北海道北見市で世界の70%のニホンハッカが生産されていました。
しかし、1971年のハッカ輸入自由化に伴って、海外の安価なハッカが輸入されるようになり、日本のハッカ産業は衰退していきました。

ペパーミント

続いて「ペパーミント」についてですが、和名では「コショウハッカ」「セイヨウハッカ」と呼ばれています。
メントールの含有率はニホンハッカに比べて低く、お菓子や紅茶などに利用されることが多いミントです。

原産地は「アメリカ・インド・地中海沿岸・ヨーロッパ・ロシア」などであり、世界で広く生産されています。

スペアミント

スペアミントは主成分がメントールではなく「カルボン」となっています。
また柑橘類の皮に含まれる「リモネン」も主成分となっており、ペパーミントとは主成分が全く違うことがわかりますよね。

日本ではオーラルケア製品に利用されることが多いスペアミントですが、ヨーロッパやアメリカでは料理に使われることが多いそうです。
繁殖力が非常に強く、水さえ与えておけばどんどん増えることから、料理で使われる機会が多くなっています。

ハッカやミントの清涼感の正体

最後に「ハッカ」や「ミント」を食べたりすると、涼しさや冷たさを感じる理由について解説します。
「ハッカ」や「ミント」の主成分であるメントールは、人間の皮膚や舌にある「TRPM8」というたんぱく質と結合する性質を持っています。

結合した結果、「冷たさ」の感覚が活性化されることにより冷たさを感じたり、実際に舌や皮膚の温度が下がったりするんですね。
かゆみ止めやリップクリーム、湿布などが冷たく感じられるのも同じ原理となっています。

以上がハッカとミントの違い、清涼感を感じる理由についてでした。


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まとめ

ミントには「ニホンハッカ」「ペパーミント」「スペアミント」などの種類がある。
そのため、日本で「ハッカ」と呼ばれているものはミントの一種であり、ハッカとミントは同じ物である。
主成分んであるメントールは冷たさの感覚を活性化させる作用があることから、冷たさを感じたり、舌や皮膚の温度が下がったりする。
かゆみ止めやリップクリーム、湿布などが冷たく感じられるのも同じ原理である。