今回は「ピエール瀧の名前の由来は?」ということで、芸能人の名前にまつわる雑学を紹介します。
2019年現在はコカイン使用という不祥事を起こして世間を騒がせていますが、とても特徴的な芸名だったのでその名前の由来について調査してみました。
ピエール瀧の名前の由来
当然ですが「ピエール瀧」は芸名であり、本名は「瀧正則(たきまさのり)」という名前です。
高校生までは野球に打ち込んでいましたが、卒業後はイギリスのニュー・オーダーというバンドに影響を受け、ミュージシャンとしての活動をするようになりました。
元々は畳三郎という芸名だった
ミュージシャンとして活動を始めたピエール瀧さんですが、当初は現在とは違う芸名を名乗っていました。
現在は「電気グルーヴ」に所属していますが、その前には「人生」というバンドで活動をしており、当時は「畳三郎」という芸名だったのです。
その後、1989年に「人生」が解散すると、現在の「電気グルーヴ」に参加することになり、その際に芸名を「ピエール畳」に変更しました。
この時に初めて「ピエール」という芸名が登場したんですね。
ピエール畳という芸名は更に「ジョルジュ・F・ピエール三世」に変更されて、その後の現在の「ピエール瀧」となったのです。
かなり改名を繰り返していますし、「ピエール瀧」と名乗るまでは本名の原型の全くない芸名だったんですね。
ピエール瀧の由来
続いて「ピエール瀧」という名前の由来について解説していきます。
なぜ「ピエール」となったのかというと、瀧さんが電気グルーヴに参加していた時代は、アメリカ風の芸名が流行していたからなんです。
周囲が「ジョン」「ジョージ」などのアメリカ風の芸名を名乗る中、敢えてフランス人風にしようとして「ピエール」を芸名に採用したのです。
また、当初の「ピエール畳」という芸名については、実家が畳屋だったことが由来となっているそうです。
その後、本名である「瀧」を名乗るようになったきっかけは、1990年にレベッカのNOKKOとSHAKEが結婚したことでした。
結婚報道の見出しが「NOKKO SHAKE 結婚」となっているのを見た瀧さんは「これでは誰なのかがわからない」と思ったのそうです。
そして、自身の「畳」という名前にも疑問を持ったことから、本名である「瀧」を採用して「ピエール瀧」となったんですね。
しかし、その後も自分の芸名で遊ぶことが多く、一時期は「ポンチョ瀧」に改名すると言い出した時期もありました。
また、期限を設けて「ピエルー瀧」に改名するなどの発言も見られ、遂に2019年には電気グルーヴの活動内で「ウルトラの瀧」という芸名に改名されました。
ここまで何度も改名されている芸能人の方ってかなり珍しいですよね。
ピエール瀧ってどんな人?
改名を繰り返したり、奇抜な芸名を名乗るピエール瀧さんですが、どのような人物だったのでしょうか。
普段から「楽器の弾けないミュージシャン」を名乗っており、なんといってもそのライブパフォーマンスが有名です。
「人生」で活動をしていた時からドラえもんや殿様の衣装を着て踊りながら歌っており、「電気グルーヴ」に参加してからも富士山やケンタウロスなど様々な衣装でパフォーマンスを行っています。
また、過去のライブでは手作りピザを回したり、ろくろで陶芸をしたり、ポップコーンを調理、綿菓子を作る、などの奇抜なパフォーマンスで観客を楽しませました。
公式プロフィールでも担当楽器は「TAKI」となっており、ピエール瀧さんがどれだけ異質なミュージシャンなのかがわかりますよね。
しかし、本当に楽器が弾けないという訳ではなく、過去のライブではシンセサイザーを演奏する場面も見られ、楽曲制作なども手掛けています。
また、俳優・タレントとしても活動するマルチな才能の持ち主であることも知られています。
バラエティ番組に出演することもあり、近年ではディズニー映画「アナと雪の女王」でオラフ役を担当していました。
不祥事による影響
「コカイン使用で逮捕」という不祥事を起こしたことにより、様々な方面で影響が出ています。
俳優として活動していることもあり、撮影予定や撮影中だったドラマや映画などから降板することになりますし、過去の出演作品についても市場から撤去されています。
また、2019年11月22日に公開予定の「アナと雪の女王2」でもオラフ役を担当することが確実視されていましたが、今回の影響で降板が確定的になりました。
様々な影響から多額の賠償金が発生する可能性もあり、その賠償額は数億円にもなると囁かれています。
過去に薬物使用で逮捕されて復活した芸能人の方はたくさんいます。
そして、ピエール瀧さんを惜しむ声も多いので、なんとか薬物依存を乗り越えられるように頑張ってほしいですよね。
以上が「ピエール瀧の名前の由来」についてでした。
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まとめ
ピエール瀧は最初は「人生」というバンドに所属しており、「畳三郎」という芸名を名乗っていた。
電気グルーヴに参加した際に「ピエール畳」に改名し、その後「ジョルジュ・F・ピエール三世」の改名を経て、最終的に「ピエール瀧」となった。
レベッカの「NOKKO SHAKE 結婚」という結婚報道を見た時に、せめて誰なのかがわかる芸名にしようと考え、本名である「瀧」を採用した。
「ピエール」については、当時アメリカ風の芸名を名乗る人が多いことから、自分はフランス風にしようと考えたことが由来である。
ライブパフォーマンスが奇抜なことで有名であり、ミュージシャン以外にも俳優・タレントなどマルチに活動をしていた。
コカイン使用の不祥事によって各方面に様々な影響を与えたため、今後は多額の賠償金が発生すると報道されている。