今回は「一般的なとうもろこしからポップコーンは作れる?」ということで、ポップコーンにまつわる雑学を紹介します。
ポップコーンの原料がとうもろこしであることは皆さんもよくご存じですよね。
それでは、普段口にしているとうもろこしを乾燥させてから炒めれば、ポップコーンを作ることが出来るのでしょうか?
ポップコーンが膨らむ原理とあわせて、わかりやすく解説していきますね。
一般的なとうもろこしからポップコーンは作れる?
それではさっそく「一般的なとうもろこしからポップコーンは作れる?」という疑問を解消していきましょう。
結論から言ってしまえば作ることは出来ません。
技術が足りないとか、専用器具がないと作られないとか、そういう問題ではありません。
普段、私たちが口にしている一般的なとうもろこしは「スイートコーン」と呼ばれる品種です。
スイートコーンは甘みが強く、水分が豊富に含まれているのが特徴ですが、ポップコーンとなるとうもろこしとは品種が違います。
ポップコーンに使われるとうもろこしは、ポップコーン専用の品種のため、スイートコーンからではどう頑張ってもポップコーンは作れないのです。
無理やり作るとどうなる?
それでは、無理やりスイートコーンからポップコーンを作ろうとするとどうなるのでしょうか?
例えば、スイートコーンを極限まで乾燥させて、ポップコーン用のとうもろこしのようにします。
乾燥スイートコーンをポップコーンの要領で火にかけて炒めてみます。
すると、どれだけ頑張ってもポップコーンのように膨らまず、最終的には黒焦げになってしまいます。
ポップコーンとなるのは爆裂種
どう頑張っても普段口にしているとうもろこしからは、ポップコーンが作れないことはわかりましたよね?
やはり、ポップコーンを作るためには、ポップコーン用の品種である「爆裂種」と呼ばれる品種を使う必要があります。
爆裂種は元々皮が硬いのが特徴であり、乾燥させてあることからより一層皮が硬くなっています。
そして、水分についてもスイートコーンに比べて、ほんの少ししか含まれていないのも特徴です。
なぜポップコーンは膨らむ?
そもそも、なぜ爆裂種をフライパンなどで炒めると、ポップコーンとなって膨らむかご存じですか?
ポップコーンが膨らむのは、とうもろこしの粒の中に含まれている水分が関係しています。
水分は熱されると水蒸気となって膨張していくのはご存じですよね。
その現象がとうもろこしの粒の中で発生し、とうもろこしに含まれる水分が水蒸気となってどんどん膨張していきます。
爆裂種は皮が特に硬いことから、水蒸気の膨張に長時間耐えることが出来ます。
そして、どんどん粒の中に水蒸気が膨張したことにより圧力が蓄えられていき、最終的に耐えられなくなり、皮が破けて「ポンッ!」とはじけるように膨らむのです。
スイートコーンは皮が柔らかすぎることから、内部に圧力をため込むことが出来ずに皮が破れてしまいます。
そのため、破裂することなくそのまま黒焦げになってしまうんですね。
以上が「一般的なとうもろこしからポップコーンは作れるのか?」という雑学でした。
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まとめ
普段口にしているとうもろこしの品種はスイートコーンであり、スイートコーンではポップコーンを作ることは出来ない。
スイートコーンでポップコーンを作ろうとすると、膨らまずにそのまま焦げてしまう。
ポップコーン用のとうもろこしは「爆裂種」と呼ばれており、スイートコーンより皮が硬く出来ている。
ポップコーンが膨らむ理由は、内部の水分が水蒸気となって膨張し、外の皮が内部の圧力に耐えられなくなるからである。