南極では風邪をひかない理由、実は寒いからではありません!

今回は「南極では風邪をひかない理由」ということで、南極にまつわる雑学を紹介します。
日常生活においては、冬になって空気が乾燥して寒くなってくると、風邪をひいたり体調を崩しやすくなりますよね。

しかし、一年中寒い南極では逆に風邪を全くひかなくなるってご存知でしたか?
そして、南極で生活した後に日本へ帰ってくると、逆に風邪をひきやすくなるそうなんです。

南極では風邪をひかない理由

南極風邪
それではさっそく「南極では風邪をひかない理由」について解説していきます。
南極といえば極寒の地であることから、多くの方は寒さで風邪の菌やウイルスが死滅すると考えています。

寒いからではない

実際には気温の低さや寒さは全く関係がありません。
それでは、なぜ南極では風邪をひきにくいのかというと、単純に人がいないからなんですね。

風邪などの菌は人の身体を媒介にして活動をしていますが、そもそも宿主となる人間がいないことから、南極では活動が出来ないのです。
また、人間が住み着いていないことから空気が綺麗で澄み渡っており、元から菌やウイルスが舞っていないことも理由の一つとなっています。

南極で風邪をひかない理由について「寒くて菌やウイルスが生きていけない」と誤解されてる方は、なんと日本人の97%もいるそうです。
しかし、過去には最低気温マイナス89.2度も記録していますし、人間が生きていけないのだから菌も生きていけないと考えてしまうのも無理はないですよね。

低確率で風邪をひくこともある

南極で風邪をひかないといっても、もちろん全く風邪をひかない訳ではありません。
例えば、出発する時に既に風邪の菌が体内に潜伏していて、南極に到着後に発症してしまう場合です。

しかし、南極に出発する前には病原体を南極に持ち込まないように、徹底して体調管理していますし、風邪をひいた状態では南極に上陸できません。
風邪以外にも虫歯や水虫まで治してから出発するため、南極に到着してから風邪が発祥するのはかなり稀なケースと考えても良いでしょう。

南極は自然保護もされていますが、こうした病原体対策もバッチリとされているんですね。
また、もし遠い未来で南極に長く人が住み着くことがあれば、南極に病原体が持ち込まれて風邪をひいてしまうこともあるかもしれませんね。

逆に帰国後には風邪をひきやすい

南極風邪
南極には風邪の菌の媒介となる人間が少なく、風邪をひきにくいことはわかりましたよね。
一方で、南極に長く滞在してから帰国すると、今度は逆に風邪をひきやすくなってしまうのです。

南極の過酷な環境に耐えたのですから、身体は鍛えられて相当丈夫になっていると思うかもしれません。
しかし、菌が全くいない環境であることから、人間の身体に備わっている免疫力がかえって弱まってしまうのです。

人間の身体は日常生活において、目や鼻、口などから入ってくる様々な菌を撃退して体内に抗体を作っています。
そのため、大抵の菌は身体が入ってきても免疫機能によってやっつけてしまうのです。

逆に、南極には菌がいないことから菌の抗体を作る力が弱まり免疫力が低下してしまうことから、帰国後には風邪をひきやすくなってしまうのでした。
以上が「南極では風邪をひかない理由」についてでした。


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まとめ

多くの人は、南極で風邪をひかないのは、寒さで風邪の菌が死滅するためだと考えている。
南極には人が住み着いていないことから、人を媒介とする風邪の菌が生きていけない環境にある。
そのため風邪をひかないが、人が長年住み着いていたり、南極へと風邪の菌を持ち込んでしまった場合には、風邪をひくこともある。
南極には菌がほとんどないことから免疫力が弱まってしまい、帰国後には逆に風邪をひきやすくなってしまう。