「ごっつぁんです」の意味と由来、実は凄く便利な相撲用語!

今回は「ごっつぁんですの意味と由来」ということで、相撲用語にまつわる雑学を紹介します。
角界には様々な相撲用語がありますが、その中でも「ごっつぁんです」という言葉はほとんどの力士が使っているイメージがありますよね。

「ごっつぁんです」といえば、簡単に言ってしまえば「ありがとうございます」という意味になります。
しかし、実はとても便利な言葉であり、「ありがとうございます」という意味以外にも、様々な場面で活用される言葉なのです。

ごっつぁんですの意味

ごっつぁんです意味
それではさっそく、相撲用語の「ごっつぁんです」という言葉の意味について解説していきます。
冒頭でも軽く解説しましたが、「ごっつぁんです」は角界の力士の間で使われている言葉であり、主に「ありがとうございます」の意味があります。

「です」を付けることもありますが、力士の間では「ごっつぁん」と省略されることの方が多いそうです。
また、「ごっつぁん」という言葉が訛って更に省略されて「ちゃんし」と発音されることもあるようです。

ごっつぁんでですの由来

続いて「ごっつぁんです」という相撲用語の由来について解説していきます。
現在では広く「ありがとうございます」という意味で使われていますが、実は元々は「ご馳走様です」という言葉でした。

「ご馳走様です」が訛って簡略化されていった結果、現代のように「ごっつぁんです」という発音になったんですね。
実際に、力士以外の間でも仲の良い人同士で食事にいって奢ってもらった場合に、「ごっつぁんです!」なんて砕けた表現をすることがあります。

この場合の「ごっつぁんです!」はまさに「ご馳走様です」という意味が込められていますよね。
このように、「ごっつぁんです」といえば、「ご馳走様です」が由来で誕生した相撲用語だったのです。

他にもあらゆる意味で使用されている

「ごっつぁんです」については、一般的には「ありがとうございます」または「ご馳走様です」という意味になっています。
しかし、実はとても便利な言葉で、力士の間では他にも様々な意味を込めて使っているそうです。

例えば、他にも「いただきます」という意味で使われることもありますし、「お願いします」の意味を込めて「ごっつぁんです!」と言うこともあるそうです。
また、「すいません」や「失礼します」という意味で使われるなど、とても幅広い意味を持った言葉なんですね。

過去形にして「ごっつぁんでした」とすると、「ありがとうございました」「ご馳走様でした」などの意味にもなります。
他にも「さようなら」という意味で使われることもあり、力士にとって「ごっつぁん」は様々な場面で使うことが出来るとても便利な言葉なのでした。

以上が「ごっつぁんです」の意味と由来についてでした。


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まとめ

「ごっつぁんです」という相撲用語は、一般的には「ありがとうございます」という意味がある。
元々は「御馳走さまです」と言われていたものが段々と簡略化されていき、現代では「ごっつぁんです」として定着している。
他にも様々な意味で用いられることがあり、頂きます、失礼しますなどの意味も含まれている。
「ごっつぁんでした」と過去形にすることによって「御馳走さまでした」「ありがとうございました」「さようなら」などの意味でも使われる。