アンカーの意味や由来語源、最終走者をアンカーと呼ぶ理由。

この雑学ではアンカーの意味や由来語源やリレーの時に流れる音楽について解説します。

雑学クイズ問題

アンカーとは元々どのスポーツの用語だった?
A.騎馬戦
B.玉入れ
C.綱引き
D.大玉ころがし

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

アンカーの意味や由来語源、最終走者をアンカーと呼ぶ理由。

夏のトラック競技の花形

夏のトラック競技には様々なものがありますが、特にリレーは花形競技であり盛り上がりますよね。
未だに100メートルなどの個人競技でメダルを獲得することは難しいですが、リレーは日本の組織力でメダルも獲得出来るようになり、東京オリンピックへ向けて注目度が高まっています。

特に最終走者であるアンカーには注目が集まりますが、そもそも最終走者のアンカーをと呼ぶ語源や由来をご存じですか?
普段から当たり前のように使っている言葉であることから、なかなか語源や由来を知っている人っていないですよね。

また、運動会のリレーなどで使われる定番のクラシック曲についても、聞いたことがあってもタイトルまで知っている人はそこまでいません。
特にリレーで使われている楽曲の中から三曲紹介します。


アンカーの意味・由来・語源とは?

それではさっそくアンカーという言葉の意味や由来語源について解説していきます。
アンカーといえば「最終走者」という意味イメージがあるかもしれませんが、英語のアンカーには他にも「錨(いかり)」という意味があります。

「錨(いかり)」は船を停泊する際に海底へと降ろして船を固定するためのものですが、スポーツとは関係がないように思えますよね。
しかし、そもそもこのアンカーという言葉は元々は綱引きで使われていた言葉なのです。

綱引きでは最後尾で引っ張る選手が身体に綱を巻き付けて、しっかりと固定して動かないようにしますよね。
しっかりと固定して動かないようにすることから、綱引きの最後尾の選手のことを「アンカー(錨)」と呼ぶようになったのです。

転じて、最後尾を務める選手のことをアンカーと呼ぶようになり、リレーなどの競技でも使われるようになったのでした。

リレーの定番曲

続いてリレーで使われる定番曲について解説していきます。
おそらく誰もが一度は耳にしたことのある曲ばかりだと思います。

天国と地獄


ドイツの音楽家であるジャック・オッフェンバックによって作曲されました。
運動会のリレーの定番曲として知られていますが、歌劇である「地獄のオルフェ」の劇中歌では「地獄のギャロップ」というタイトルになっています。

クシコス・ポスト


ドイツの音楽家であるヘルマン・ネッケによって作曲されました。
「クシコスの郵便馬車」という邦題もありますが、クシコスという言葉には馬車という意味があることから、間違えて翻訳されたと考えられています。

トランペット吹きの休日


アメリカの作曲家であるルロイ・アンダーソンによって作曲されました。
「ラッパ吹きの休日」というタイトルだった時期もありますが、トランペットがメインとなっていることから「トランペット吹きの休日」となりました。

以上がアンカーの意味や由来語源やリレーの時に流れる定番曲についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.綱引き」でした!

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まとめ

アンカーとは英語で「錨(いかり)」という意味がある。
「錨(いかり)」は船を停泊する際に船体を固定させるのに使われることから、元々は綱引きの最後尾の選手の事をアンカーと呼んでいた。
転じてリレーの最後尾の選手のことをアンカーと呼ぶようになった。