今回は「ビジターとはどういう意味?」ということで、スポーツ用語にまつわる雑学を紹介します。
野球やサッカーなどの観戦を趣味にしている人は「ビジター」という言葉をよく耳にするかと思います。
しかし、普段からあまりスポーツ観戦をしない人にとっては、実はあまり馴染みのない言葉だったりするんですよね。
特にスポーツ観戦において「ビジター席」など、座席を指して使われる言葉ですが、果たしてどのような意味の言葉なのでしょうか?
ビジターの意味とは?
それではさっそく「ビジター」という言葉の意味について解説していきます。
「ビジター」という言葉について辞書で調べてみると、以下の意味として掲載されていました。
1.外来者、訪問者
2.会員制の施設を訪れた会員以外の利用者
3.スポーツにおいて、他のチームが本拠地としている場所に試合に赴いたチームのこと
このように様々な意味がありますが、主にスポーツ観戦では3番目の意味で使用されています。
プロ野球やサッカーなどのスポーツでは、それぞれのチームに本拠地がありますが、自分の本拠地で試合をする時には「ホームゲーム」といいますよね。
簡単に言えば「ビジター」は「ホーム」の対義語ということになります。
サッカーの場合は「ビジター」というよりは、「アウェー」という言葉を使うことが多いかもしれません。
ビジターの例
続いて「ビジターの例」について紹介します。
例えば、プロ野球で読売ジャイアンツ(本拠:東京ドーム)と阪神タイガース(本拠:甲子園球場)が対戦するとします。
東京ドームで試合が行われた場合は阪神タイガースがビジターとなり、甲子園球場で試合が行われた場合は読売ジャイアンツがビジターとなります。
そのため、スポーツ観戦における「ビジター席」といえば、ビジター側のチームを応援するファンのために用意された席ということです。
ホームやビジターについて理解せずに応援席を購入してしまうと、周囲の席の人が相手チームのファンだらけになるなんてこともあるので、注意してくださいね。
スポーツ以外のビジターの意味
スポーツ以外でも「ビジター」という言葉が使われることがあります。
例えば、スポーツジムであったり、ゴルフクラブなど会員制となっている施設がありますよね。
そのような施設では、会員となっている人に対しては「メンバー」と呼びますが、会員以外の利用者のことを「ビジター」と呼びます。
会員登録をせずに、臨時でお金を支出してその日だけ施設を利用することがありますよね。
簡単に言えばそのような人のことを「ビジター」と呼ぶのです。
たまに意味のわからない言葉に出くわすと混乱することもありますが、ビジターという言葉も意味がわかってしまえば簡単ですよね。
以上が「ビジターとはどういう意味?」についてでした。
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まとめ
ビジターには「訪問者」「会員制において会員以外の利用者」などの意味がある。
スポーツでは、その場所を本拠地とするチームと試合するために訪れるチームのことを意味する言葉である。
そのため、スポーツ観戦において「ビジター席」といえば、本拠地のチームと対戦するために訪れたチームの応援席のことを意味する。
会員制の施設などにおいては、会員登録している人のことを「メンバー」と呼ぶのに対して、メンバー以外の人や初めての利用者を「ビジター」と呼ぶことが多い。