書き初めの由来と面白い雑学、1月2日の今日は何の日?

1月2日の「今日は何の日?」は「書き初め」です。
また「書き初め」にちなんで「弘法にも筆の誤りの由来」「半紙は何が「半」なの?」など書道にまつわる面白い雑学を紹介します。

1月2日は書き初め

今回は「書き初め」について解説していきます!
なぜ1月2日に「書き初め」を行うのかというと、正月の2日を一年の事始めとしていて、その年の心構えや抱負などを書き記し精進するとうまく行くと考えられていることが由来となっています。

そのため、趣味や習い事に関しても1月2日にあわせて始めればその年は上手くいくとも考えられています。
また、書道や趣味に限らず、すべてに関する事始めの日になっているので、その年に特に重要だと考えていることは1月2日に始めてみるのが良いかもしれませんね。

日本には古来から「書き初め」の風習がありますが、元々は元日の早朝に汲んだ神聖な水である「若水」で墨ですり、その年の年神様がいる恵方に向かって詩を書く宮中行事として行われている風習でした。
この風習が江戸時代になると、現在の学校のような施設である「寺子屋」で行われるようになり、書き初めが庶民的な行事へとなっていきました。

明治時代以降になると書道の授業は必修になっていたため、書き初めはどの学校でも行われるようになり、やがて日本中に広まっていくことになりました。
大人になるとなかなか筆をとって文字を書くということもなくなりますが、その年の目標などを書き初めとして書き、壁に貼っておくなどをしてみるのも良いかもしれません。

書道の雑学

今回は「書き初め」にちなんで「弘法にも筆の誤りの由来」「半紙は何が「半」なの?」など書道にまつわる面白い雑学を紹介します。