テレビ放送記念日の由来と面白い雑学、2月1日の今日は何の日?

発売当初のテレビの値段

テレビ放送記念日で当時のテレビの月額料が200円である事を解説しましたが、そもそも放送開始直後のテレビの値段はいくらだったと思いますか?

当時のテレビはアメリカ製のもので画面の大きさも17インチしかなかったそうです。
そのお値段は25万円ほどしたそうです。

この値段を見ると現在の家庭用最新型テレビも数十万することからあまり値段は変わらないように思えます。
しかし、1953年頃の貨幣価値を考えればそれはとても高価であることがわかります。


当時は大卒の初任給が8000円前後で、そこそこ稼げるようになってきた会社員の手取りが15000円程度でした。
そう考えると、普通の会社員の手取りの1年9カ月分が必要になってきます。

このことからテレビ放送開始直後は、テレビは一部の富裕層の娯楽であり、一般家庭に馴染みがあったとはいえません。
テレビがようやく一般家庭にし始めたころ、テレビの無い家庭の人たちはテレビのある家庭にお邪魔してテレビを楽しんだり、現在のパブリックビューイングのように小さな1台のテレビを皆で食い入るように見ていました。

以上がテレビの雑学でした、いかがでしたか?

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