簿記の日の由来と面白い雑学、2月10日の今日は何の日?

2月10日の「今日は何の日?」は「簿記の日」です。
また「簿記の日」にちなんで「そもそも簿記って何?」など簿記にまつわる面白い雑学を紹介します。

2月10日は簿記の日

今回は「簿記の日」について解説していきます!
この「簿記の日」は全国経理学校協会(現 全国経理教育協会)が2004(平成16)年に制定しました。

なぜ2月10日が「簿記の日」なのかというと、アメリカの簿記書が福沢諭吉によって訳され「帳合之法」として発行された日が1873年2月10日だったためです。
「Bryant & Stratton’s Common School Bookkeeping, 1861」という本を日本語にしたのですが、当時はまだ「簿記」という言葉はありませんでした。

そのため「帳合」という言葉を使ったのだと思います。
ちなみに「簿記」という言葉が初めて登場したのは、明治6年に大蔵省によって出版された「銀行簿記精法」です。

「簿記」という言葉自体は英語の「bookkeeping」という言葉が語源となっており、日本語に訳した結果が「簿記」となりました。
ちなみに先ほど紹介した福沢諭吉の「帳合之法」ですが、2編に渡って発行されており、「帳合之法 初編」が2冊、「帳合之法 二編」も2冊で合計4冊となります。