なぜ映画といえばポップコーン?
映画を見る時に食べるものの定番として「ポップコーン」があげられますよね。
ポップコーンが売られていない映画館は見たことがないですし、家で映画を見る時もついポップコーンを買ってきて映画館気分を味わいたくなります。
しかし、映画の上映が始まって最初からポップコーンが食べられていたわけではありません。
そもそも映画の上映が始まったころは無声映画が主流だったため、映画館でポップコーンを食べると音が気になってしまい、映画館で食べ物を食べる文化はありませんでした。
そして、その頃の映画は一部の教養人が見るものであって、一般的には普及していませんでした。
時代が進んで無声映画から音声入りの映画(トーキー時代)の上映が始まると、映画は一般市民の娯楽として普及しました。
その際にポップコーンを販売したところ、映画館の売り上げに大きく貢献したため、やがてポップコーンが定番として定着したのでした。
当時は世界恐慌の真っただ中であらゆる物価がインフレを起こしていましたが、ポップコーンについては値段がほとんど変わらず、安値で楽しめる塩味のポップコーンが好まれていたそうで、こうした時代背景もあり「映画=ポップコーン」はより一層定着したのでした。
映画館のスクリーンには小さな穴が空いている
映画館にある大きなスクリーンには実は小さな穴がたくさん空いているって知っていましたか?
これは映画館のどの席に座っても映画の音声が聞こえるようにするための工夫なんです。
映画館のスピーカーはスクリーンの裏側にも配置されているため、スクリーンに穴が空いていないと音がスクリーンに遮られて音が客席まで届かなくなります。
そのため小さな穴をたくさん空けて客席に音声が届くようにしているというわけですね!
以上が映画の雑学となります、いかがでしたか?
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