マリモは8500キロの旅をした
実は日本では美しい球体のマリモとなるのは北海道の阿寒湖だけなんです。
そしてもちろんマリモという生物は日本が発祥の生き物だとされていますが、実は日本から遠く離れたアイスランドにも生息しているのです。
アイスランドのミーヴァトン湖という湖に存在していて、なんと阿寒湖のマリモと同じく球体となるのです。
なぜここまで遠く離れたアイスランドにマリモが生息しているのかというと、阿寒湖でマリモを食べた水鳥がそのままミーヴァトン湖まで移動し、水鳥のフンに含まれたマリモの細胞や、体に付着していた胞子がたまたまミーヴァトン湖で成長する条件を満たしていたため、そのまま群生したからなんです。
その移動距離はなんと約8500キロメートルになります。
日本でも北海道の阿寒湖でしか見れない球体のマリモがまさかアイスランドまで長旅をしていたとは衝撃ですよね。
お土産のマリモは実は手作り
お土産のマリモを持っている人にとっては少しショッキングな内容となりますが、実はお土産のマリモは手作りで丸めて作っているって知っていましたか?
先ほど説明したとおり阿寒湖に生息しているマリモは特別天然記念物に指定されています。
そのため、マリモを取ることはもちろんのこと、それを販売することは当然禁止されています。
以上のことから、北海道外から球体じゃないマリモを仕入れて、人の手によってマリモを丸めたものを商品として販売しているのでした。
以上がマリモの雑学でした、いかがでしたか?
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