なぜ放火に至ったのか?
お七がどうしても生田庄之介に会いたいがために放火したというのはわかりました。
そもそも身分の高い大名などではなく、相手が寺小姓であればわざわざ放火なんかしなくても簡単に会えるような気がしますよね?
しかし、お七の両親はお七に良い家に嫁いで欲しいという思いもあり、お七もこの両親の思いをしっていました。
八百屋も寺小姓も当時の家柄としては決して身分は高くありませんでした。
そのことから生田庄之介と恋愛をすることを躊躇していたのだと思います。
また、お寺に努めている生田庄之介は職業柄気安く女性に近づくこともできません。
そのため、法事やお参りなどの仏事以外に女性と会う機会がなく、ましてや個人的に女性と会うことなど許されていませんでした。
以上の二つの理由から八百屋のお七と寺小姓の生田庄之介の恋愛は発展する可能性はとても低く、会いたいという気持ちを募らせた結果、放火をして死刑になるという悲劇を招いてしまったのでした。
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