ラーメンを初めて食べた人物は水戸黄門
日本で初めてラーメンを食べた人物は、時代劇でお馴染みの水戸黄門である徳川光圀だったって知っていますか?
日本にラーメンが伝わってラーメンが庶民的な食べ物になったのは明治維新後であり、明治時代の初期のころでした。
しかしその200年ほど前にすでに徳川光圀が食べていたんですね!
徳川光圀が儒学者である朱舜水を招待した際に、朱舜水の自国の料理であるラーメンが振舞われたそうで、これが日本で最初に食べられたラーメンだとされています。
その後、徳川光圀はラーメンの作り方を教わってラーメンを作り、家臣に振る舞った事もあるそうで、「日乗上人日記」という資料にもその内容が残っています。
しかし、ラーメンが庶民の間で広まる事はなく、ラーメンが一般庶民に認知されるまでにはそれから更に200年の歳月がかかることとなりました。
ラーメンが庶民的な食べ物になったきっかけは、明治維新で開国された横浜などの港町に中国人街ができたことで、中華料理店でラーメンがメニューに並んだことだとされています。
冷やし中華を作ったのは蕎麦屋
夏ごろになると冷やし中華の季節となって、食欲がない時でも手軽に食べられていいですよね。
冷やし中華という食べ物が誕生したのは意外に古く、1952年のことでした。
発祥となったのは山形県にある栄屋本店というお店の「冷やしラーメン」というメニューだとされています。
栄屋本店の常連だった客が店主に冷たいそばがあるのだから、冷たい中華そばがあってもいいんじゃないかと相談したことがきっかけとして、店主が冷やし中華の提供を始めたそうです。
冷やし中華を完成させるためには1年間もかかったそうで、単純にラーメンを冷やすだけでは油分などが固まってしまいまずくなってしまうため、現在のさっぱりとした味にするためにかなりの試行錯誤がありました。
ラーメンの本場の中国にも冷やし中華と似た食べ物はありますが、やはり日本で独自に進化を遂げた冷やし中華とは根本的に違う食べ物のようです。
以上がラーメンの雑学でした、いかがでしたか?
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