ソクラテスの妻は悪妻で有名?
哲学者であるソクラテスの妻が悪妻で有名だったとされているのは知っていますか?
世界三大悪妻というものが存在しますが、名誉か不名誉かソクラテスの妻である「クサンティッペ」はこの世界三大悪妻のうちの一人なのです。
ソクラテスは自分の妻が悪妻であったことから以下のような言葉を残しています。
・セミは幸せだ。なぜなら物を言わない妻がいるから。
・ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる。
また、クサンティッペはソクラテスに向かって小言を言ったあとに水を思いっきりぶっかけるなどいった逸話も残っています。
ソクラテスの弟子であるクセノフォンの著書である「饗宴」にも、「現在はいうまでもなく、過去にも未来にもこれほど耐え難い女はいない」といった言葉が記されています。
以上のことから4月27日は「哲学の日」ともされていますが、「悪妻の日」ともされています。
ソクラテスは一冊も著書を残していない
ソクラテスといえば哲学者であって、実際にソクラテスに関する哲学書も本屋で売られていますし、哲学書を著作したと思われていますよね。
しかし、実はソクラテス自身は一冊も著書を残していないんです。
これはソクラテスが本やこのブログのような「書記言葉」よりも、「話し言葉」を重要だとしていたからです。
「話し言葉」は「生きている言葉」だと考えていたソクラテスは、話している言葉には、意味や音、旋律、強勢、抑揚やリズムなどがあり、逆に書きとめられた言葉にはそれらがなく「死んだ会話」と考えてみました。
つまり書きとめられた言葉は表面的な意味しか捉えることが出来なかったり、人によっては誤解を招いてしまう可能性もあることから、著書を残すことをしなかったのです。
現在でも面と向かって話せば相手の感情が伝わってきたりしますが、メールなどの文面では相手の心情まで察するのは難しいですよね。
以上がソクラテスの雑学でした、いかがでしたか?
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