ペットボトルはリサイクルすると逆にお金がかかる
ペットボトルはゴミに捨てる際にはきちんと分別してリサイクルできるようにしていますよね。
しかし、ペットボトルをリサイクルすることによって環境には優しいかもしれませんが、金銭面や資源をかなり消費しているって知っていましたか?
実は新しいペットボトルを作る時に比べて、ペットボトルをリサイクルして使えるようにするのには2~5倍の石油を消費するというデータがあるそうです。
日本は石油が輸入に頼っていて石油を買うのにもお金がかかるため、これでは逆にお金がかかってしまいますよね。
更にペットボトルの回収にかかる費用はなんと600億円にもなるそうです。
この600億円というお金は税金から支払われているので、何とも損している気分になってしまいます。
環境のためとはいえあまりにもお金や資源を消費するのはかえってエコロジーとはいえないかもしれませんね。
リサイクルは江戸時代から行われていた
リサイクルという言葉自体が横文字のため、つい最近始まった文化のように思えますが、実は日本では江戸時代からリサイクルが行われていたって知っていますか?
江戸時代はとてもリサイクル活動が活発だったため、街中はとても奇麗だったそうです。
中世のヨーロッパではそこら中がゴミだらけであり、それが原因で疫病などが発生していたそうなので、江戸時代から街中が奇麗だった日本が誇らしく思えますよね。
現在でもリサイクルして作られた紙である「再生紙」がありますが、江戸時代にも「浅草紙」と呼ばれる再生紙がありました。
江戸の町には江戸中から様々なゴミが集められていて、分別を行った後に引き取る業者もありました。
集められた紙ゴミを利用して作られていたのが「浅草紙」であり、これは江戸の名産品とされていたそうです。
以上がゴミの雑学でした、いかがでしたか?
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