ゴム風船についている粉は何?
ゴム風船を買ったことがある人は知っているかもしれませんが、ものによっては新品のゴム風船なのになぜか白い粉のようなものがついていることがありますよね。
ゴム風船を膨らませる時には当然ゴム風船に口をつけることから、白い粉がついていると膨らませるのに抵抗がある人もいますよね。
しかしあれは製造過程でついた粉などではなく、ちゃんとした理由があって表面を粉でコーティングするようにしているんです。
ゴム風船の原料として使われているゴムの木から採取できるラテックスというものが、実はとても熱に弱く、気温が高くなった際にゴム風船が劣化してしまうんですね。
また、気温の高さが影響してゴム風船同士がくっついてしまって、はがす際に破けてしまうといった事態が発生します。
あの粉はこういったゴム風船の劣化を防ぐためにつけられているものなんです。
そして、もちろん人の口に入ってしまうことを想定していますから、口に入れても安全な素材である「でんぷん粉」などが使用されています。
ゴムもグミもガムも同じもの?
ゴムやグミやガムって発音が似ていますし、どれも弾力があって共通点が多いですよね。
それもそのはず、実はもともとは同じ単語なのです。
日本に輸入された際には明確に呼び分けがされていたため、別のものとして定着していますが、英語ではガムもゴムもどちらも「ガム」と呼びます。
また、オランダ語ではガムもゴムもどちらも「ゴム」と呼ばれています。
日本にはそれぞれ別の国から輸入されたために別物となったんですね。
更にドイツ語ではガムもゴムもグミもすべて「グミ」となるようです。
以上がゴムの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(5月6日)
ゴムの日
迷路の日
コロッケの日
メロンの日
手巻きロールケーキの日