空港と飛行場の違い
飛行機が離着陸する施設として「空港」や「飛行場」といったものがありますが、「空港」と「飛行場」に違いはあるのでしょうか。
空港といえば一般の人々が利用する公共施設であり、レストランやお土産屋といった設備が整っていて、ほかの場所へ移動するための交通手段などが用意されているものが前提となっています。
これは「航空法」「空港整備法」といった法律で定められているもので、以上の条件を満たしているものが「空港」と呼ばれるものになります。
飛行場については特に決まりが存在しているわけではなく、飛行機が離着陸するような施設が整っていれば「飛行場」となるようです。
つまり「空港」は公共施設であって、公共施設ではない飛行機の離着陸場が「飛行場」と呼ばれているわけですね。
空港の滑走路は実は真っ平らではない
空港の滑走路はどこまでも真っ平らが続いているものだと思われていますが、実は滑走路は真っ平らではないって知っていましたか?
どんな形をしているのかというと、滑走路の両端から中央に向かって少しだけ傾斜がついているのです。
自動車の免許を持っている人は知っているかと思いますが、雨の日に速度を出して運転すると、タイヤと地面の間に雨水が入り込んでしまい、ハイドロプレーニング現象というブレーキが効かなくなる状態が発生します。
飛行機についても例外ではなく、飛行機が離着陸する場合には200キロものスピードを出しているため、雨水がたまってしまうとハイドロプレーニング現象が発生します。
しかし、滑走路に傾斜をつけることによって滑走路の水はけをよくして水たまりができないように工夫されているため、ハイドロプレーニング現象が起きなくなるというわけですね。
以上が空港の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(5月20日)
小満
東京港開港記念日
成田空港開港記念日
ローマ字の日
ワインの日
発芽野菜の日