アンティークとヴィンテージの違い
少し古い品物に対して使われる言葉として「アンティーク」や「ヴィンテージ」といった言葉がありますよね。
しかし「アンティーク」や「ヴィンテージ」の違いについて答えられる人ってかなり少ないですよね。
昔はヴィンテージという言葉は使われておらず、古くて価値のある品物については全てを区別することなくアンティークと呼んでいました。
その後1934年になるとアメリカでは100年以上前に作られた美術品や工芸品には課税しないという法律が整備されました。
この法律によって100年以上前に作られたものに対してはアンティークという言葉が使われるようになりましたが、それより後に作られたものにはアンティークという言葉は使われなくなりました。
1980年にバブル経済を迎えていた日本ではアンティークを購入する人がたくさん増えたため、市場から一時的にアンティークが姿を消すこともありました。
そこで、100年が経過していなくても価値のあるものを表す言葉としてヴィンテージという言葉が誕生したのでした。
ヴィンテージはワインにするブドウの収穫された年を表すための言葉であって、古いワイン=高級である、という考え方からヴィンテージという言葉が採用されたそうです。
アンティークの語源
続いては「アンティーク」という言葉の語源について解説します。
既に日本でも馴染み深い言葉ではありますが、もともとはフランス語だったって知っていましたか?
アンティークという言葉を更に遡るとそのルーツはラテン語にあるそうです。
ラテン語で「古い」という意味の言葉でアンティクウス(Antiquus)という言葉があります。
このアンティクウスという言葉は古代ギリシャやローマの遺物に使われていた言葉であり、そこからアンティークという言葉が誕生したとされています。
以上がアンティークの雑学でした、いかがでしたか?
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