エレキギターを発明したのは日本人ってほんと?
日本人は様々な発明品を世に送り出してきましたが、エレキギターは意外にも日本人が発明したものだという説がありますよね。
1930年代の半ばに発明家である政木和三という人物がとあるコンサートに行った時のことでした。
そのコンサートではギターの中にマイクを入れて演奏しているのですが雑音がひどかったため、磁石とコイルでギターの金属弦の振動を音としてスピーカーに直接送るギターを発明しました。
そして、これが世界初のエレキギターということになっています。
しかし、実は1910年代にはバイオリンやバンジョーの内部に電話の受信機を取り付けることによる音を増幅させるという特許が出ています。
更にギターのメーカーでも有名なリッケンバッカーですが、1932年には「エレクトリック・スパニッシュ・ギター」というものが発売されており、これが世界初のエレキギターだとされているのです。
日本人としては世界初のエレキギターは日本製だと言いたいところですが、やはり世界ではリッケンバッカーこそが初代だと思われているようです。
ピアノは最初は白い鍵盤ではなかった
ピアノは楽器の中でもかなり知名度の高いもので、誰に聞いてみてもピアノのことを頭の中で想像できるのではないでしょうか。
現在では当たり前のように白い鍵盤の上に黒い鍵盤が並んでいるピアノですが、実はピアノが発明された当時は鍵盤は白くなかったって知っていましたか?
ピアノが発明されたばかりの頃は白鍵盤には特に塗装が行われておらず、木の色がそのまま採用されていて、木の色と黒色の鍵盤という組み合わせだったそうです。
しかし、経年劣化することにより木の鍵盤がだんだんと黒くなってきてしまい、黒色の鍵盤との見分けが付かなくなっていきました。
そこで考えられたのが木の色をした鍵盤を白色に塗る事によって、経年劣化により黒くなることを防ぎ、より黒い鍵盤との見分けをつきやすくする方法だったとされています。
以上が楽器の雑学でした、いかがでしたか?
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