プロレスにアマレス出身が少ない理由
アマチュアレスリング、いわゆるアマレスからプロレスへ転向する人ってそんなにたくさんいない印象ですよね。
最近ではオリンピックのボクシングで見事メダルを獲得した村田亮太がアマチュアからプロに転向して、プロボクサーとして世界戦に挑戦して話題を呼びました。
また、プロ野球選手にしてもプロ野球選手にしても、少なからずアマチュア時代にその競技を経験しており、アマチュアの過程をすっ飛ばしてプロなんてことはまずありえないですよね。
しかし、プロレスに限ってはレスリング出身の選手があまりおらず、あんなに強かった力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木などもアマチュアレスリング出身の選手ではありません。
これにはアマレスとプロレスではあまりにルールがかけ離れているからだとされているんです。
基本的には組み合ってダウンを奪うことに変わりはないのですが、プロレスには打撃技も有効で、時には凶器攻撃も可能で、ヒールレスラーは反則も辞さない攻撃をします。
長州力や三沢光晴、ジャンボ鶴田といった選手はアマレス出身ですが、レスリングを経験していなくてもこうしたプロと戦えるのは、レスリングにはない自由な発想で戦えるといった点も大きいです。
スタンハンセンの掛け声はウィーではなくユース
1980年代に活躍したプロレスラーであるスタンハンセンといえば、「ウィー!」という雄叫びが有名ですよね。
しかし、プロレスファンであればほとんどの人が知っている雑学ですが、実はスタンハンセンは「ウィー!」と叫んでいるのではないのです。
それではなんと叫んでいるのかというと「ユース!」と叫んでいるのです。
「ユース」は英語で「youth(若さ)」であり、来日したばかりのスタンハンセンは若者で周りが年上ばかりであったことから「若者が上の世代を喰ってやる!」という意味合いで「ユース!」と叫んでいたのです。
しかし、当時の新聞やテレビなどでもスタンハンセンが「ウィー!」と叫んでいると報道していたため、そのまま「ウィー!」が定着していきました。
本人談によると最後まで一度も「ウィー!」と叫んだことはなく、ずっと「ユース!」と叫んでいたそうです。
以上がプロレスの雑学でした、いかがでしたか?
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