ビクターマークの由来
日本にも古くから存在しているビクター社のロゴマークについての雑学です。
ビクター社のロゴマークは蓄音器に犬が耳を傾けているのが印象的ですよね。
実はこのロゴマークには感動的な由来が存在していたのでした。
ロゴマークの原画が描かれたのは1889年のことで、イギリスの画家であるフランシス・バラウドによって描かれたものです。
フランシスのお兄さんは犬を飼っていて、非常に優秀で賢いフォックステリアであり「ニッパー」という名前だったそうです。
しかし、ある時飼い主であるお兄さんが亡くなってしまったため、ニッパーはフランシスが育てることになりました。
そして、家にあった蓄音器にたまたまお兄さんの声が吹きこまれていて、その声をニッパーに聴かせたところ、とてもなつかしそうに飼い主であるお兄さんの声を聞き入るのでした。
その姿に心を打たれたフランシスはニッパーの姿を絵として残したのですが、それが現在のビクターのロゴマークになっているのです。
忠犬ハチ公の鳴き声のレコードが存在する
渋谷の待ち合わせスポットとして有名な忠犬ハチ公ですが、実は忠犬ハチ公の鳴き声が録音されたレコードが存在することは知っていましたか?
ハチ公の鳴き声が録音されたレコードは「純情美談 忠犬ハチ公」というタイトルで、今も「忠犬ハチ公銅像維持会」によって保管されているそうです。
そのレコードの内容はハチ公が主人が亡くなってからもう11年も主人を待ち続けていることが語られた後に、ハチ公の「ウォーン!」という鳴き声が3回繰り返されて終わるといった内容になっています。
なんだかとても切ない気持ちなる内容ですよね。
しかし、レコードはヒビ割れてしまって状態は悪く、プレーヤーで再生できる状態ではないそうです。
以上がレコードの雑学でした、いかがでしたか?
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