船底の塗装が赤い理由
輸送船などの大きな船の底には、なぜか赤い塗装がされていることが多いのですが、これにもちゃんと理由があります。
実は船底を赤く塗装しておかないと船の速度が落ちてしまうからなんです。
もちろん塗装をしているのには海水の影響で船体がサビてしまったり、腐食を防ぐといった意味もあるのですが、塗料に赤を採用しているのは速度を維持するためなんですね。
船を長い間港などに停泊させておくと、船底には「フジツボ」など色々なものがくっついてしまい、船の速度が落ちてしまいます。
フジツボなどが付着しないように使われるのが「亜酸化銅」であり、これが赤い色をしているのです。
亜酸化銅からはフジツボなどの付着物がくっつかなくなるような成分が徐々に出ているため、そのおかげで船は速度を落とさずに航行出来ているんですね。
船で使われるトンは重さではない
皆さんもご存じの通り、トンという単位は1トン=1000キログラムであり、重さを表す単位ですよね。
しかし、船で使われている「トン」については実は重さを表す単位ではないということをご存じでしたか?
船で使われている「トン」については、重さではなく体積を表す単位であり、船の容量を表すものなんです。
つまり、船の中にどれだけの荷物を入れる場所があるかどうかをトンという単位で表している訳ですね。
また諸説ありますが、この時に使われている「トン」の語源は船で運搬されていた樽に関係があります。
樽を叩いた時に「トントン」という音がすることから、トンという単位が誕生したとされています。
以上が船の雑学でした、いかがでしたか?
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