カチューシャと呼んでいるのは日本だけ
日本ではカチューシャといえばヘアアクセサリーとして知られていますよね。
しかし、実はこのヘアアクセサリーの事をカチューシャと呼んでいるのは日本だけなんです。
そのため、カチューシャは日本だけで通じる日本語であり、アメリカやロシアなどの人にカチューシャといっても通じません。
カチューシャは英語圏では「ヘアバンド」や「アリスバンド」と呼ばれています。
なぜ日本ではヘアバンドのことをカチューシャと呼ぶようになったのかというと、大正時代にトルストイの小説『復活』を題材にした演劇が大人気となり、この作品の主人公が「カチューシャ」だったためなんです。
「カチューシャ」を演じた松井須磨子がこの形をしたヘアバンドをつけていたため、その後はそのヘアバンドの名前が「カチューシャ」と呼ばれることになりました。
ちなみに「カチューシャ」とはロシアでは女性の名前に使われるものであり、エカテリーナの愛称として知られています。
カーディガンの名前の由来
カーディガンと言えば、肌寒い時にさっと着れて、老若男女問わずとても使いやすいアイテムですよね。
そんなカーディガン、少し変わった名前のような気もしますが、名前の由来はどこからなのでしょうか。
これはクリミア戦争時に活躍した名将カーディガン7世伯爵から来ています。
戦争で負傷した兵が保温の為すぐに着ることが出来るよう、Vネックのセーターを前開きにしてボタンをつけたのがはじまりとされています。
前開きになったことで、軍服の上からもさっと羽織ることも出来るようになりました。
ちなみに実際にカーディガンと名付けられたのは、カーディガン7世伯爵が亡くなった後の事だったようです。
戦争から生まれた商品というのはたくさんありますが、カーディガンもその一つだったのですね。
以上がファッションの雑学でした、いかがでしたか?
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