石油と原油の違い
今回は「石油」について解説してきましたが、似たような言葉に「原油」と呼ばれるものがありますよね。
おそらく「石油」と「原油」の違いについて説明出来る人はほとんどいないはずです。
「石油」と「原油」の違いについては、明確に定義があるわけではありませんが、おおまかな呼び分けはされているそうです。
例えば、石油についてはまだ地中にあって採取されてない状態であり、採取されて地上に出てくると「原油」と呼び分けられることもあるそうです。
この場合の「石油」と「原油」の違いについては、地中にあるのか地上にあるのかの違いになっていますよね。
また、石油という言葉自体は、ガソリンなどの燃料も含めて、石油製品全般を意味する言葉として使われることもあるそうです。
石油はどのようにして作られた?
石油がどのようにして誕生したかは定かではありませんが、石油は「ケロジェン」と呼ばれるものだったそうです。
「ケロジェン」とは太古に存在したプランクトンの死骸に含まれていたものであり、これが海底などに積み重なっていきました。
やがて、その上に砂や泥などが積み重なり、プランクトンの死骸なども長い年月をかけて積み重なっていきます。
そして、気が遠くなるような時間をかけて、バクテリアや地下の熱の働きによって「石油」へと変化したものだと考えられているのです。
油田が特定の地域にしか存在しないのは、そこがプランクトンの死骸がたまりやすい地形をしていたことに関係があると考えられています。
中東などの地域に油田が多いのは、大昔にテチス海という広く浅い海が存在しており、石油が出来やすい条件を満たしていた可能性が高いからなんですね。
以上が石油の雑学でした、いかがでしたか?
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