きしめんは元々碁石のような形だった
実はきしめんの起源は諸説あり、いつ頃から食べられているものなのかは定かになっていません。
その中にもきしめんに関する面白い説が残っていて、きしめんといえば平たい麺を想像する人も多いかもしれませんが、昔は囲碁で使う碁石のような形をしていたという説があるのです。
きしめんを漢字で書くと「碁子麺」となるのですが、「碁子」には碁石、または碁石を入れる器という意味があります。
このことから、きしめんは碁石のような形をしていたことから「碁子麺」と呼ばれるようになったとされているのです。
また、他にもきしめんの起源は存在していて、紀州の人が作った事から「紀州麺」という名前になり、転じてきしめんとなったという説もあります。
他にもキジの肉をめんの食材にして藩主に献上した雉麺(きじめん)が転じてきしめんとなったという説もあります。
うどん、そうめん、ひやむぎ、きしめんの違い
日本には麺料理がたくさんあって、特に「うどん」「そうめん」「ひやむぎ」「きしめん」についてはサイズが違うだけでどれも似た食べ物となっていますよね。
どれも太さによって区別されるものですが、どこからが「そうめん」でどこからが「ひやむぎ」なのかが曖昧だったりしますよね。
実はこれらについては農林水産省の乾めん類品質表示基というもので明確に定められているのです。
いわゆるJAS規格と呼ばれるものですが、それぞれの区別はやはり太さでつけているそうです。
太さが1.7mm以上であるものが「うどん」、1.7mm未満で1.3mm以上のものが「ひやむぎ」、1.3mm未満のものが「そうめん」と決められています。
「きしめん」については別に基準が設けられていて、幅が4.5mm以上であり、厚さが2.0mm未満の帯状に成形されたものが「きしめん」とされています。
以上がきしめんの雑学でした、いかがでしたか?
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