デニムとジーンズの違い
皆さんは「デニム」と「ジーンズ」という言葉の違いを説明することが出来るでしょうか?
簡単に言ってしまえば、デニムは生地の素材のことであり、ジーンズは素材をもとに作られたパンツなんですね。
「デニム」は主にジーンズなどに使われている厚手の綿の綾織物のことを意味しています。
元々はフランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム」が語源となっており、フランスでは「ニームの綾織り」という意味で使われている言葉でした。
対してジーンズとは、主にデニムなどの厚めの生地で作られたパンツのことであり、デニム以外の生地で作られたパンツもジーンズと呼ばれることがあります。
パンツの事を「デニム」と呼ぶ人もいますが、これは「デニムジーンズ」を略しているわけですね。
デニムジーンズが青い理由
デニムジーンズといえば基本的に青色系統の色合いをしていますよね。
他のパンツは様々な色があるのに、デニムジーンズが青色をしているのにはちゃんとした理由があります。
デニムジーンズが登場したのはアメリカがゴールドラッシュを迎えていた時のことで、デニムジーンズは鉱夫に愛用されていました。
他のパンツではすぐに傷んで破れてしまうことから、厚手で丈夫なデニムジーンズは重宝していたのです。
実はデニムジーンズは染色する前には白色をしているのですが、これを敢えて青色に着色しています。
鉱山には毒へびなどの危険な動物がいて、デニムジーンズの染料につかわれるインディゴには、これらの危険動物がよってこなくなる効果があると考えられていたのです。
以上がデニムの雑学でした、いかがでしたか?
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