男性と女性の年収を比較すると?
よく男性と女性の生涯賃金や年収を比較すると、男性ばかりが優遇されていて、女性の給与が低いとされていますよね。
実際に男性と女性の年収を比較してみるとどれぐらいの差があるのでしょうか。
まずは男女別の2016年の平均年収についてですが、男女を合計した平均年収としては415万円となっていますが、男性が514万円の平均なのに対して、女性は272万円と圧倒的な差があることがわかります。
また、正規社員なのか非正規社員なのか雇用形態によっても年収に差が出てくるそうです。
正規社員の男性が532万円なのに対して、正規社員の女性が359万円、非正規社員の男性が222万円なのに対して、非正規社員の女性が148万円であり、雇用形態によっても男女格差が出てしまっているんですね。
男女で賃金の格差が出る理由
それでは、なぜここまで男女によって賃金の格差が出てしまうのでしょうか。
いくつかの理由が挙げられるのですが、その理由の一つとして半数以上の女性が出産や育児をきっかけにして退職をしてしまうことが原因となっています。
当然ですが昇進して賃金が上がる前に仕事をやめる人が多ければ、女性の全体の平均年収も下がってしまいますよね。
また、家事や育児をしながらでも続けられる仕事は、パートや非正規社員などの賃金の低い仕事にかたよってくるのです。
また、退職してしまうことから昇進できないという理由以外にも、そもそも女性に昇進を望まない人が多いことも理由となっています。
非管理職の従業員に「課長以上の昇進を希望するかどうか」といったアンケートを取ると、女性の昇進を希望した人の割合が約10%しかいなかったのに対して男性が60%であり、昇進の意識にかなり差があるのです。
そうなれば賃金の高い管理職は必然的に男性が多くなるため、賃金にも格差が出てきてしまうということですね。
以上がOLの雑学でした、いかがでしたか?
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