なぜハリウッドが映画の中心地?
映画産業の中心地といえばアメリカのハリウッドであり、アメリカの大作映画などは「ハリウッド映画」などと呼ばれるぐらい有名ですよね。
しかし、他に大都市が多く存在しているアメリカで、なぜ映画の中心地がハリウッドとなっているのでしょうか。
実はもともとアメリカの映画の中心地はハリウッドではなく、ニューヨークだったそうなんです。
当時のアメリカ社会では人種差別が根強く残っていて、映画の実権を握っていたのがニューヨークに住むプロテスタント系の白人でした。
しかし、このような映画の実権を握った一部の人々が映画を上映する度にお金を請求するようになったので、次第にニューヨークから映画関係者から離れるようになり、1910年代には映画の中心地がハリウッドへと移行していったのでした。
なぜハリウッドが選ばれたのかというと、ハリウッドは年間のほとんどが晴天である気候となっていて、海岸線から山脈、砂漠から森林などのあらゆる風景が存在したため、映画撮影にはうってつけの立地だったからです。
昔はHOLLYWOODLANDとなっていた
ハリウッド地区といえば「HOLLYWOOD」という看板が山の上に立っているのがとても有名ですよね。
しかし、あの「HOLLYWOOD」という看板についてはもともとは「HOLLYWOODLAND」という看板だったって知っていましたか?
なぜ「LAND」の部分を撤去したのかというと、イギリスの女優であるペグ・エントウィスルが、映画「Thirteen Women」の製作が取り消しになったことに悲観して、「HOLLYWOODLAND」の看板の上に登って飛び降り自殺をしたからなんです。
その後、飛び降り自殺を呼んだ不吉の原因が「HOLLYWOODLAND」が13文字であると考えられ、「LAND」の部分を撤去して「HOLLYWOOD」としたのでした。
西洋では「13」という数字が不吉なものとされて避けられており、他には13日の金曜日なども不吉なものと考えられていますよね。
以上が映画の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(12月1日)
世界エイズデー
映画の日
手帳の日
カイロの日
ワッフルの日
あずきの日
釜飯の日
■明日は何の日?(12月2日)
日本人宇宙飛行記念日
ビフィズス菌の日
美人証明の日
Life2.0の日