国際ボランティアデーの由来と面白い雑学、12月5日の今日は何の日?

とあるボランティア団体ではお互いをライオンと呼ぶ

世界には色々なボランティア団体が存在していますが、その中でも日本に少し不思議なボランティア団体があるのはご存じですか?
社会奉仕団体である「ライオンズクラブ国際協会」では、メンバー間の名前を呼び合う時には苗字の前後に「ライオン」をつけて呼び合っているそうなんです。

ライオンズクラブのメンバーの名前には「L.鈴木」「L.山田」など「L.」が付けられていて、これはライオンが省略されたものなんです。
そのため、相手の名前を呼ぶ時には「山田ライオン」という呼び方をして、自分が名乗る場合には「ライオン鈴木」と名乗るのです。

ボランティア活動が終わった後には全員で円陣を組んで、ライオンのように咆哮を上げる儀式が行われることもあるそうで、少し不思議な団体ですよね。
なぜこのような風習があるのかはわかりませんが、ボランティア活動をして社会に貢献しているのですから、とてもいい人たちだということはわかりますよね。


ボランティアの語源

ボランティアという言葉にも語源が存在していて、現在では「奉仕活動」という意味で使われていますが、もともとは「志願兵」という意味で使われていた言葉なのです。
ボランティアという言葉が使われるようになったのは、十字軍などの騎士団が活躍していた時代のことでした。

十字軍のような騎士団に自らの意思で志願して兵隊となった人のことを「ボランティア」と呼んでいたことから、自らの意思で奉仕活動に参加することを「ボランティア」と呼ぶようになったのです。
この「ボランティア」という言葉自体の語源はラテン語の「ボランタス」だとされていて、「ボランタス」には「志願」や「意思」という意味があるそうです。

現在でも米軍などで志願兵のことを「ボランティア」と呼ぶことがあるそうです。
以上がボランティアの雑学でした、いかがでしたか?

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