アンデスメロンやマスクメロンの名前の由来
メロンにも様々な種類のものがありますが、「アンデスメロン」「マスクメロン」といった品種は誰もが1度は耳にしたことのある品種ですよね。
しかし、実は「アンデスメロン」や「マスクメロン」の名前の由来は意外と知られていないんです。
アンデスメロンはアンデス山脈で収穫されたと思われがちですが、実は国内産のメロンです。
もともとは「安心ですメロン」という商品名だったのが長くて言いづらい名前だったため、省略されて「アンデスメロン」という商品名になったのでした。
また、マスクメロンのマスクは「仮面」という意味のマスクだと思われていますがこれも違います。
マスクは英語で「Musk」であり日本語にすると「ジャコウ」という意味の単語です。
つまり、ジャコウの香りがするメロンであることから「マスクメロン」と名付けられたということですね。
マスクメロンに網目状の模様がある理由
マスクメロンといえば、まるでマスクをかぶったように網目状の模様が広がっているのが特徴のメロンですよね。
それでは、他のメロンには網目状の模様がないのに、なぜマスクメロンだけに網目状の模様があるのでしょうか。
実はあの網目状の模様は何度もひび割れが起こって、修復を繰り返すことによって出来る模様なんです。
マスクメロンは茎に実がなってすぐの状態では網目状の模様はなくツルツルしていますが、成長過程で内側から外側へとかかる圧力に皮が耐え切れず、ひび割れを繰り返します。
これは皮よりもメロンの中身のほうが成長が早いことが原因であり、ひび割れ部分に人間がケガをした時に出来るかさぶたのようなものが出来て、網目状の模様を形成します。
マスクメロン以外の品種は、中身と皮の成長のバランスがとれていてひび割れが起こらないため、網目状の模様が出来ないのでした。
以上がメロンの雑学でした、いかがでしたか?
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