継ぎ足しのタレが腐らない理由とは?
うなぎや焼き鳥などの名店には創業当時から代々継ぎ足して使っている秘伝のタレがありますよね。
しかし、たとえ調味料といえども賞味期限があって長くても1~2年程度のため、数十年もの間ずっと継ぎ足して使っているタレがなぜ腐らないのか不思議に思ったことはありませんか?
実は継ぎ足しのタレは63℃~68℃ぐらいで殺菌する「低温殺菌」がされているため腐らないのです。
焼きたてのうなぎや焼き鳥をタレに浸すとタレが低温殺菌されることから、菌が増殖することを防いでいるのです。
また、継ぎ足しのタレにはたくさんの塩分や糖分が含まれていることから、菌が繁殖しづらい環境となっています。
そもそも100年以上継ぎ足しているタレがあったとしても、タレは継ぎ足されるたびに新しいものになって、約1か月程度で中身がほぼ全部新しいタレに入れ替わってしまうことも、腐らない理由の一つのようです。
肉じゃがの原型となったのはビーフシチュー
材料費も安く手軽に作れることから肉じゃがは日本の家庭料理の定番となっていますよね。
実は肉じゃがが誕生したのは東郷平八郎の命令によるもので、もともとはビーフシチューを作ろうとしたことがきっかけなんです。
東郷平八郎がイギリスへ留学していたころ、日本とはかなり食文化が異なっている中で好んで食べていたのがビーフシチューでした。
留学を終えた東郷平八郎は日本でもビーフシチューを食べたいと考えて、艦上のシェフにビーフシチューを作るように命令をしました。
当然ながらシェフはビーフシチューがどんな食べ物かも知らず、ビーフシチューに必要なワインやデミグラスソース、バターなどは日本では手に入りにくいものでした。
そして、醤油と砂糖の味付けでビーフシチューを再現しようとして誕生したのが、現在でも日本で親しまれている肉じゃがだったのです。
以上が食べ物の雑学でした、いかがでしたか?
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